テーブルコーデを一気に格上げしよう
2021/09/12 20:00 cookpadnews
稜花皿でテーブルコーデを格上げ
(クックパッドニュース)
−−夫婦で作陶に励まれている音喜多さん。初心者でも使いやすいおすすめのうつわはありますか?
音喜多さんが制作した稜花皿、-稜花ryouka-
花をモチーフにしたプレート、稜花皿(りょうかざら)がおすすめです。稜花皿は大輪の花を連想させる形なので、テーブルに一点あると華やかなイメージを与えたり、丸みのある輪花皿(りんかさら)のデザインに対して、稜花形は尖ったデザインなので、テーブルを少しシャープにカッコよくしたいと思う時に取り入れると良いと思います。
私たちが作る稜花皿は、リムと呼ばれるうつわの縁の部分に、鎬(しのぎ)と呼ばれるうつわを削る装飾をうっすらと入れて仕上げました。
大きさが25cmほどの大皿であれば、食卓のメインやワンプレートご飯に使いやすいかと思います。
20cmほどの大きさならデザートやパン皿など、幅広くお使い頂けます。
また稜花皿はリムが特徴的なので、上にカップをのせてソーサーのように使って頂くのもおすすめです。
特に今の自粛生活のように、自宅での食事が多い時は、お店のように特別感が出やすいうつわを使うと気分が高まってリフレッシュになるかと思います。特別感が出やすいうつわの特徴は、リムのデザインに特徴があるうつわや、テーブルに置いた時に普段より華やかに見えること。具体的にはかわいい蓋がついてたり、取手にアクセントがあったり、あえて普段よく使うサイズではなかったりすると特別感が出やすいですよ。
−−では、「副菜」を乗せるのに使い勝手の良いうつわ はありますか?
意外かもしれませんが、ボウル皿をお勧めします。少し深さがあれば、サラダもよし、スープもよし、和物や煮物もよし、と使い勝手が広がるんです。
私が作っているボウル皿は、リムにデザインを施したリムボウル。リムが広めなので、何も考えず中央にポンと、ただ普通に何も考えず盛り付けただけで映えるデザインを目指しました。
このボウルのように、リムが広めで盛り付ける面はそれほど大きくないけれど、全体としてうつわが大きく見えるのは盛り付けやすさの利点。量が少なくてもうつわが大きめだとテーブルが豪華に見えるので、リムボウルは盛り付けただけで料理がキマりやすいと思います。白とグレーなどの色は食材を選ばす使いやすいので特におすすめです。
−−稜花皿もリムボウルも、リムが使いやすさのポイントなんですね。
盛り付けも絵画と同じで余白が大切だと思うのですが、リムのあるうつわはその余白を自ら作らずとも良い具合に余白を作ってくれるので、盛り映えしやすいと思います。また、リムの部分に手が入りやすいので持ちやすいさもあるかと思いますし、リムがあることでうつわがテーブル全体のアクセントになったり、統一感を出したりできると思います。
−−音喜多さんが、うつわ使いを楽しむために普段から実践されていることはありますか?
とにかくあらゆるうつわに盛り付けるようにしています。「カップはドリンクを入れるうつわ」という固定概念は取っ払ってスープやお料理を入れてみたり、洋皿に和食を、また和食器に洋食を盛り付けてみたり。
そうすると、ずっと使っていたうつわの用途に新しい発見がありますね。
そうすると、ずっと使っていたうつわの用途に新しい発見がありますね。
−−新しい発見があるとよりうつわ使いが楽しくなりますね。最後に、うつわ作りで心がけていることがあれば教えてください!
普段から、お料理をのせただけで特別感の出るようなデザインを心がけて制作していて、毎日のお料理がうつわに盛り付けることで楽しみになったり、逆に料理する元気がない日も、買ってきたお惣菜をうつわに盛り付けただけでお店のような気分が味わってもらえたら嬉しいです。
(TEXT:小菅祥江)
音喜多美歩さん
岩手県盛岡市に生まれる。奈良芸術短期大学卒。
平安陶花園入社。京都陶工高等技術専門校卒。
現在、兵庫県丹波篠山市『祥公窯』にて作陶。
主人(杉原伸一)の実家でもある『祥公窯』は義父の代からお茶道具を中心とした陶器を作る窯元で、
丹波篠山市の窯元が建ち並ぶ地区の山沿いにひっそりと祥公窯はあります。
お茶道具とその名残を生かした作風の主人のうつわと、アンティークの器が好きでもともと日常食器ばかり作っていた私の作風とのちょうど間という感じで『紬器-tumugi』が誕生しました。
紬器の器は和食も洋食も問いません。どこにでも馴染み、また主役のお料理を際立たせます。私たちのうつわでおうち時間が少しでも楽しいものになれば幸いです。
>>Instagram
平安陶花園入社。京都陶工高等技術専門校卒。
現在、兵庫県丹波篠山市『祥公窯』にて作陶。
主人(杉原伸一)の実家でもある『祥公窯』は義父の代からお茶道具を中心とした陶器を作る窯元で、
丹波篠山市の窯元が建ち並ぶ地区の山沿いにひっそりと祥公窯はあります。
お茶道具とその名残を生かした作風の主人のうつわと、アンティークの器が好きでもともと日常食器ばかり作っていた私の作風とのちょうど間という感じで『紬器-tumugi』が誕生しました。
紬器の器は和食も洋食も問いません。どこにでも馴染み、また主役のお料理を際立たせます。私たちのうつわでおうち時間が少しでも楽しいものになれば幸いです。
『紬器-tumugi-』
杉原伸一と共に夫婦で制作しております。シンプルで使いやすく上品がコンセプトです。
毎日のお料理が楽しくなるような、盛り付けただけで特別感の出るデザインやサイズを心掛けて制作しております。
>>Instagram
毎日のお料理が楽しくなるような、盛り付けただけで特別感の出るデザインやサイズを心掛けて制作しております。
『祥公窯』
〒669-2141兵庫県丹波篠山市今田町下立杭41
tel:079-506-8939
>>Instagram
tel:079-506-8939
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