「細川忠興の群像」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALKER電子書」
細川忠興(1563年~1645年)安土桃山時代から江戸時代の初期。初代小倉城主。細川藤孝(優斎)の長子。足利義輝の命により細川輝経の養子になる。幼名熊千代のち与一郎。織田信長の雑賀一揆討伐が初陣。信長の嫡子信忠より一字を与えられ忠興と名乗った。明智光秀の娘玉子を妻に迎え、1580年(天正8)重なる軍功で丹後半島12万石を与えらえた。11582年本能寺の変に際し光秀に誘われたがくもせず、秀吉についた。1585年羽柴の姓を許され、1592年(文禄元)朝鮮に出陣、1596年(慶長元)参議従三位に昇進し越中守になる。秀吉の死後徳川家康に属し、1600年三男忠利を人質に江戸に送った。同年関ヶ原の功により豊前一国、豊後のうち国東・速見2群30万石に封じられて中津城に入り、1602年小倉城に移った。1615年(元和元)大坂の陣の出陣、羽柴姓から細川姓に復した三斎宗立と号し中津城に移った。1632年(寛永9)忠利の肥後熊本城に転封により四男細川立充を伴って八代城に入り隠居領3万石をもった。立充の子行孝は忠興の死後翌年支藩宇土藩を創設して忠興の遺領を伝えた。秀吉の下では武将派に上げらえたが、茶の湯、和歌、有職故実に通じた文化人であった。
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