「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

『念仏聖一遍』アマゾン電子書籍紹介。 一遍といわば、流浪僧空也に影響された踊念仏・念仏聖として諸国を行脚し信州善光寺・高野山から熊野本宮に、

2019-11-28 05:23:09 | 温故知新
『念仏聖一遍』アマゾン電子書籍紹介。
一遍といわば、流浪僧空也に影響された踊念仏・念仏聖として諸国を行脚し信州善光寺・高野山から熊野本宮に、伊予に戻って豊後,大隅に山陽道の安芸に厳島神社から備前に、東北の白河の関から江差、平泉から松島に、美濃から伊勢神宮に参籠し但馬、因幡、大和当麻から、京都の石清水に、さらに播磨円教寺に、そして伊予大山三島神社に参拝し、終焉の地は播磨は兵庫は和田岬の真光寺で長い流浪の念仏布教の行脚の遊行を終えた。高潔な信念の念仏僧である。
 【銅鑼、太鼓、鉦をたたきながら、節を付けながら踊りながら一遍の後に弟子たち信者が続く「ナンマンダー、ナンマンダー、ナンマイダー」村々を巡り、念仏勧進の功徳を説きまわり、「南無阿弥陀仏 決定往生六十万人」を賦算の配り札を諸国に配り巡った、文字も読めない農民や庶民にひたすら「南無阿弥陀仏」の念仏を唱え、西方浄土の阿弥陀様を信じる者は、来世には極楽浄土に住むことが許されるのじゃ、弥陀を称えてナンマイダー、ナンマイダーと村々の信者の弟子とどこまでも一遍と諸国を巡る、時宗(出家)と時衆(在家)が、日々の苦しさにあえぐ、農民や商人らを安心と銅鑼や太鼓、鉦に合わせて興じる庶民の、この世の極楽を作り出して安堵と平穏を農民に与えた、念仏踊りが西方浄土への道しるべとして、一時代の信仰の救世主となった】


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