一樹のかげ

もう7月。。はやい～～！！今日こそは主婦業しようと思っていたのに気が緩んだのか午前中寝てしまった＾＾；

先週の今頃は次の日にある新潮会（東京芸大卒業生の会です）のためにピリピリしていたような気がします。
毎年　この会ではとても良い勉強をさせていただいていますが今回も　これぞ山田流というプログラム。
。。。の中で　またもトリ。　が...がんばらねば！

杵屋正邦作曲の「一樹のかげ」という曲の三絃でした。
山田流の弾き歌いではなく楽器と唄が別れています。
そして　この曲はどう考えても三絃の出来が曲の仕上がりを左右すると思われる。。。。。しかも　唄は私が大学1年生のときの4年生で尊敬してやまぬお二人。重衡の山登松和さん。千手の下野戸さん
さらに演奏の左手には尺八の善養寺さん。
これで緊張するな！というのは無理な話。。。。
これほど素晴らしい方々に囲まれて幸せなのですが、かなりのプレッシャーでした。
どんなプレッシャーに負けないような精神力と技量はいつになったら身につくのだろうか。。。。永遠の課題です。トホホ

今回の曲は私の師匠が30年ほどまえに三絃で初演した曲なのですが　それ以来、師匠は弾いていなかったそうです。
私も　もう弾く機会ないのかなぁ。。
もう一度やりたい！　色々と教えていただいたことを　しっかり自分の物にしておきたい！
山田流も歌舞伎みたいに1ヶ月同じ演目をやる続ける。っていうのがあればいいのに。。。