昨日開催した
第7回となった森山定期登山の様子をご紹介いたします。
心配されたお天気でしたが、さわやかに晴れ渡った秋空の下での開催することができました♪
午前9時
五城目城ふもとの駐車場で日程説明など簡単な開会行事。
五城目町観光物産PR大使であるミスター北さんが製作してくれた
立体模型でコース確認をし、
さあ!
出発しましょうか!
森山の自然に触れながらのんびり歩くのが、この定期登山のスタイル。
春、真っ白い花を咲かせた『やまぼうし』、この時期は真っ赤な実をならせます。
つまんで、食べてみましょう!
なかなか、美味しい~~~!味は甘く、よくマンゴーやバナナ、あけびの味に似ていると例えられます。
スタートからお城方面に登り(600m)、途中左に曲がり車道を進み(約1000m)
ここから林の中、ショートカットと呼ばれる道へと入ります。
山頂まで、1.4km地点。
秋になり、さわやかな登山です♪
斜度がある道ですが、ゆっくり登るので全然大丈夫!
距離約130mのショートカットを抜けると
山頂まで1.3km地点!
山頂への車道に出ます。ここで小休止!
あとは、車道一本道!
虫たちに働いてもらう虫媒花🌼
森山の魅力は、健康づくりにもってこいのコースと眺望だけじゃなく、豊富な自然素材も!
森山二高地までもうすぐの箇所に生えているヤバいやつ
これは、トリカブト
最悪、死に至るような毒性を持つ危険な植物
紫色の花で見た目は綺麗なのですが、キケン
触れることもしないでください。
二高地に向け、最終コーナーを抜けてあとは最後の登りの直線。
ここの左側のこんもり。
次回の定期登山(11月6日)には、町やまゆり栽培研究会と合同で、この辺に五城目町の花である『やまゆり』の植栽をいたします。
我こそは!という方は、是非とも一緒に!
詳しくは後ほど、このブログでもご報告ご案内いたします。
ゆっくり登っても1時間弱で、標高285mの二高地に到着。
64年前に希望の塔を建立した先輩たち~~!
また来ましたよ!
天気の良い週末、我ら以外にもいくつもの団体&個人が森山を楽しんでいらっしゃいました。
こちらの山ガールさんたちは、毎週登っていらっしゃる
町外からおこしの方々。
これからも森山の事よろしくお願いしますね~!
しばし、眺望を楽しんだあとは、恒例の記念撮影📸
よしと!それでは下りましょうか!
午前10時45分、下山開始!
今回は、ここ岡本コースを下ります。
標高100mの5分のゼロ地点まで下りたら、そこを左に曲がり森山不動明王のお堂へ向かうお不動さんコースを初めて使います。
岡本コースには、しっかりとしたロープが設置されており、それにつかまりながら下りることになるので軍手等の手袋があると具合がいいです。
途中、栗が大量に落ちている所では
栗拾い🌰🌰🌰
毎回参加してくださっている、観光物産PR大使のミスター北さん!
最近は、井川町を中心に撮影が行われ現在絶賛上映中の映画『光を追いかけて』へのセリフ付き出演!
高齢者のみのeスポーツプロチーム「マタギスナイパーズ」のメンバー!
紙芝居演者!
など、活躍の場をどんどん拡大中なんです
その北さん後方の桜の木🌸
標高170m 2/5地点の桜🌸🌸
この桜は
以前、森山正面に『五』の字に植えられていた桜の木の一本らしいです。
僕らが子供のころ、森山の『五』の字はシンボルでもありましたが、うまく育たなかったようです。
(画像は加工したものです)
標高285mの二高地を出発して25分、
標高100mの0/5地点に到着。
小休止後、左に進みます。
定期登山で初めて通るお不動さんコースです。
荒れ果てたコースを今年の4月に整備したところ。
緩やかなアップダウンが続きますが、きつくはありません。
0/5地点から5~6分ほどで下りに差し掛かり
トータル10分ほどで
はい~っ!森山不動明王=お不動さん到着です。
うっそうとした巨木に囲まれ少しひんやりした異空間!
参拝!
お堂の裏には落差10mほどの滝があるのですが、
昨日はチョロチョロしか流れていませんでした。
滝に打たれて修業し、一帯は修験の場だったという歴史があります。
コブがおいしいミズや
地域ではポピュラーなキノコである
サワモダシ(=ナラタケ、この辺での呼び方➔サボダシ)があちらこちらに!
見事なキノコの群生を撮影する、
町観光物産PR大使の北さん!
↑
その北さんが撮った写真!
サワモダシを収穫する北さん!
保護色!草木に紛れる北さん!
わずか数分で♪やったしな!北さん!
お不動さんのお堂近くに横たわっている
杉の大木。
今年の夏以降に倒れたもの。
4年前にも複数の倒木があり、その時はお堂を直撃し大きく破損し
多くの方々からのお気持ちをいただきながら2年前に再興したばかり。
今回のこの倒木、幸い影響ない場所でしたが今後が心配です。
お不動さんからは
車も通れる道を進みます。
町の斎場まで約500mです。
途中
道路西側に建つ、四ツ車大八が鳥居を建立したことを記す石碑。
左に行くと『キャンプ場1.3㎞』と書かれていますが、どうなっているのか?
機会があれば確認してみたいと思います。
石碑からは100mほど。
視界が開け、町斎場に着きます。
現在、大規模改修に向けての準備が進められています。
工期は令和5年1月31日。
事実であるので、ご報告しておきます。
実はこのお不動さん周辺は、ヤマビルの生息地でもあります。
以前はいませんでしたがここ10年程前から確認され出しました。
お不動さんコースを通る昨日の定期登山では、二高地で一度、お不動さんコース分岐地点でもう一度、ヒルよけスプレーや塩水スプレーを準備し参加者の足元を中心に入念に振りかけました。
入念に!
山道を抜けた、ここ斎場駐車場でそれぞれ確認した結果、
それでも4~5人にくっついていたのです。
長靴、靴下、手首など...
その時点では皆、くっついていただけで、やられる前に確認でき未遂に終わったなと
少し安心していました。
帰宅後に出血確認の方がいらっしゃいました。
お不動さん周辺にお出かけの際には、それぞれ対策が必要となります。
斎場からスタートゴール地点の駐車場までは20分ほどのまち歩き。
まもなく産卵時期を迎えるカマキリ君!
大雪予言者と言われるカマキリ君!今年はどの高さに産み付けますか?
いったん国道285号線に出て
すぐに左折。
築地町を進みます。
森山の自然もいいですが、お庭の植物もいいです
築地町町内から見上げる森山二高地。
五城目小学校旧校舎
解体工事が進められています。
52年間にわたって五城目の子どもたちを育んでくれた3階建ての立派な校舎は、もうすぐ姿を消します。
昼12時20分ころ
五城目城ふもとの駐車場に戻り、ゴール!
この日の全行程5.5㎞。
とても心地よい3時間でした。
9月30日の秋田さきがけ新報
14ページ、声の十字路に森山の事を取り上げた文が掲載されていました。
・雑木伐採で(一高地)山頂からの見晴らしが格段に良くなった
・五城目町出身の女流作家矢田津世子(1904~1944)の随想に記された森山からの眺め
・江戸時代の紀行家、菅江真澄『氷魚の村君』
・登山口の駐車場/トイレ/案内板整備=安心感
・高齢者の運動不足解消にはうってつけ
といった内容で、我々もっと森山をもりあげ隊の活動を後押ししていただいた感じがします。
寄稿された秋田市の男性も昨日森山に登っていらっしゃいました。
今後、もっともっと盛り上がっていくよう、夢を描きながら活動してまいります。
10月23日、午前9時から一高地~浦横町(=浦横コース)の整備を行います。夏の間に茂った草の刈りとりをしコース確保することが目的です。
そして
11月6日、第8回の定期登山では!
いよいよ、二高地~一高地~浦横コース~北側の林道という縦走&周回。(町花やまゆりの植栽も予定)
ぜひ一緒に森山を楽しんでみませんか?
もっと森山をもりあげ隊(=3MO隊)では随時会員を募集しております。
会費はございません。
森山を愛する方でしたら町内外問わずどなたでも♪