おじさんの日々と映像にオーディオ

日々の楽しみと趣味の映画、オーディオについて書き散らす雑文

DELA N-50の感想2

2023年04月25日 09時18分23秒 | Weblog
DELA N-50を使い出して約3週間が経過した。最近の作業は持っているCDをひたすらN-50に詰め込むことで過ごしている。N-50はデータを読み込むとジャケット(アートワーク)情報をネットのデータベースで検索してくれる。ジャケット情報があればデータをダウンロードする。もちろん無いものもあるのでこれは自分でスキャナーなどで読み込んでデータの追加作業が必要になる。クラッシックのCD名盤などは何度も再発されていて自分の持っているジャケットと違うものを表示したりするが面白い。こんなジャケットもあったのかと思ったり、流石に古いと感じたりするものもある。B.ワルターがコロンビア交響楽団を指揮したブラームスの交響曲1番はアートワークが出てこないので自分でデータの修正をしなくてはならないが、これはこれで楽しい。さて、この古いワルター指揮のブラームスをN-50で聴いて見るとCDプレーヤーで聴いていたものと全く違うので驚く。音楽が変わる訳ではないのだが音が一新される。確かに1960年頃の録音なのでそれなりのノイズとかはある。しかし、音の分離が良いのだ。弦楽器群の演奏が団子にならない。積み重なった弦楽器の音として聴こえるのだ。たぶん当時の名録音だったのだろうと思ってしまう。それほどにネットワークプレーヤーの音には驚かされる。

ネットワークDigital Music Library DELA N50を導入する

2023年04月06日 09時38分40秒 | Weblog
世間のコロナが治まりつつあるというウソ話に乗せられて、久しぶりにオーディオフェアに行く。色々なブースを回ったが超高級品のデモンストレーションが凄い。しかし、じっくり試聴することができて音の良さと将来性で一番気に入ったのは、DELA(メルコシンクレッツ社)のDigital Music Libraryだった。後日、懇意にしているオーディオショップでネットワークオーディオ入門用のDELA N50を購入した。とりあえずパソコンに溜めた音源やCDからデータを移行する。これまで溜めた音源データはそれなりに量があり、どうしても時間が掛かるがしょうがない。しかし作業手順はパソコンからデータをサーバー(この場合DELA N-50)へファイルをドラッグしてコピーすれば移せるので簡単だ。さて自宅で聴く音質だが、もちろんオーディオフェアで聴いた最高級品では無いのに音がかなり良い。そもそも音源は30年以上前に録音されたCDだったり古いものがあるのだが音の分離がすごく良くて、奥行きの広がりや鮮やかな楽器の分離をを聴くことが出来る。最近の録音やネットで入手したハイレゾ音源の再現性はもっと良い。録音の新しさを空気感で感じることができる。女性ボーカルなども艶かしいという表現があるが歌手によってその違いが感じられる。今までCDプレーヤーなどを介して聴いてきた音はいったい何だったのだろうか?と思わせるものがある。