使っているネットワークプレーヤー(TEAC NT-505X)にクロックジェネレーターをつないでみる。TEAC製のクロックジェネレーターを買おうと販売店に確認したところ、もはや品物がないとの返事。ミューテックは使い方が今ひとつ、爺には難しい(使い方がわからん)。エソテリックは格が違うかなあという気がして(高額だし)、ネットで探したらaune XC1とやらを発見した。値段を見たら超格安。これはおもちゃの域を出ないだろうと思ったがヨドバシでも販売している。ヨドバシにあれば、それなりに信用できる様な気がして(勝手な思い込み)買ってしまった。つないで聴いたら、それなりに使えるので驚いた。まず音の分解能が上がる。楽器の分離と配置が明確になる。つまり今まで曖昧でダンゴ状態に埋れていた音が分離して新たな音が聞こえてきたのだ。例えばオーケストラのクラリネットが存在感を増してソロのパートが心地よい。同じ交響曲を別の指揮者やオーケストラで聞いても指揮者や演奏者の表現の違いが聴こえてくる。ジャズはリズムがハッキリして低音がよく聞こえ、女性ボーカルなどは歌うリズムが明瞭で、音程が曲の進行に伴って盛り上がる。サラボーンのスキャットなどは流れる声が心に沁みる。歌手の思いが伝わってくるのだ。これは一体なぜだろうか?勝手な思い込みなのだろうか?(多分そうかもしれない)。音楽ファイルはapple Music やDELA N-50(NAS)から引っ張ってくる。もちろん同じCD音源でもDELAのほうが格段に音が良い。ジッター対策は大切だということをあらためて認識した。ハイレゾ音源は音が良いのは当然だが、CD音源でもクロックジェネレーターがあれば充分満足出来ることを発見したのは嬉しい。クロックジェネレーター+ネットワークプレーヤー+DELAは音楽を聴くという楽しみの世界を広げてくれた気がする。