怒りはときにはエネルギーになり
思わぬ成果をもたらすことがあるけれど
継続的にその状況におかれると
疲弊して尽きてしまう
一時の怒りが積み重なって
常時の怒りが自らを支配するようになる
その状況を危機的と感じているうちは
救いもあり対策も立てられるだけど
慢性化して危ないと感じなくなり
抵抗すらしなくなり
ただ怒りだけを抱えて何年も過ごしてしまう
怒り、憎しみだけの人生ではやりきれない
ある時期、
怒りだけで自分を保っていたときがあった
そんな自分に気がついたときは愕然とした
怒りを生きる原動力にしていた自分
あの頃は、それが精一杯だった・・・
こうしてあの頃を
冷静に振り返ることができる今に
感謝している
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