ユイガハマーナ

山歩きも作品制作もヤブ道好きの鎌倉野良キツネの備忘録です。

かき菜と芋左衛門

2010-04-18 | お里話し
zukkeママから、今年もふるさと菜っ葉の「かき菜」が送られて来ました。
ウィキペディアによりますと、「かき菜」はアブラナ科アブナラ属のお野菜で、北関東の伝統野菜。特に栃木県佐野市など両毛地区・・・と、限定されて説明されていました!
全国で栽培されているとは思っていませんでしたが、まさかzukkeのふるさと限定・・・とは、思っていませんでした!
そして、そのビタミンやミネラルは、ホウレンソウやコマツナを上回るとか。
更に更に、「万葉集」にも歌われた歴史的な菜っ葉らしい・・・て、「万葉集」って、いつの時代の歌集でしたっけ

     
「かみつけ(上野)の、佐野の茎立(くくたち)折りはやし、
                       あれ(吾)待たむえ、今年来ずとも」

上野の国の、佐野の菜っ葉(かき菜)をお料理して、私はあなたを待っていますよ、
                   たとえ今年会いに来てくれなくても・・・
(マメ知識:佐野は現在は下野(栃木)ですが、当時は上野(群馬)だったそうです)

は~、なんともせつない恋心を歌った歌ですね~・・・なので、その恋心を讃えて、今回は調理せずにお花としてキッチンに飾ってみようと思います

・・・えっ?そんなに栄養豊富なふるさと菜っ葉を、どうして調理しないのかって?

やっ、だから、お花としてもかわいいな~って、思って・・(心の声:本当は違うでしょ)

・・・ううっ、ごめんなさ~い!本当は「芋左衛門」に合うのがコワイのです~
(「芋左衛門」とは、春の菜っ葉に付きモノのイモ**さん達で~す

zukkeは、みんなの嫌われ者、キッチンをカサコソ動き回るアノGさんは、平気で直視できるのですが、イモ**は絶対だめ~

「かき菜」はけっこうアクが強いので、基本的な調理法としては、たっぷりの塩水でしっかり湯がいて、お浸しとして食します・・・なので、前回送ってもらった「かき菜」も大きなお鍋でしっかり湯がいておりました・・・すると、ありえない大きさの(子供の小指ほどの白くぶよっとした)「芋左衛門」が~・・・こう、プカ~ッと・・・ぎ、ぎゃ~
zukkeも里生まれ里育ちの子、そりゃ~、菜っ葉ゆでたらいろんな**が浮かんでくることぐらいはわかっています。でもでも・・・ありえない大きさだったのです

それがトラウマとなって、調理は断念今回は「キレイなお花」としてキッチンを飾ることにしたのです。

・・・zukkeママ、ごめんね~。心のキズが癒えたら「かき菜」お料理しま~す

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