会社は、社員の夢を食べるバク。
「あなたは、優秀だから、我が社に入れた」と言う言葉から始まる洗脳。
「成果を上げれば、昇給も昇進も、思うがまま」。
そう言って、夢見がちな若い社員の夢を食べ尽くして、捨ててしまう。
夢と現実の違いに気づき始め、使い勝手が悪くなり、夢を見られなくなった社員を切り捨てるのが会社。
旬の味覚を食べ尽くすと言った感じかもしれない。
夢見る若者は、扱いやすい。
だからいいように、手玉に取られるのだろう。
会社ばかりではない。政府も同じ。
おとなしい若者ばかりになったこの国は、政治家にとっては天国かもしれない。
そこへゆくと、昔の若者は扱い難かった。
革命でも起こしそうな、とんでもない連中が多かったからだ。
そんな連中が、跋扈している中で、こっそり出世した自民党の世襲政治家。
彼ら彼女らが今の日本を牛耳っている。
そんな世襲政治家が歳を取って、暇を持て余して、若者の夢を食っている。
日本が衰退するのは当然だろう。
最近、ようやく分かってきた。
若者の夢を食っているのは、誰かに食べられるような夢など持ったことのない世襲政治家が、若者の夢を食っているのではないかと。
そんなことはないのだろうと思いたいが、衆議院の解散、総選挙のドタバタを目の当たりにして、つい夢想してしまった。