日本の「一人当たり名目GDP」の世界ランキングは28位。ただ「日本国としてのGDP」は、アメリカ、中国に次ぐ第3位。
少子高齢化したと言っても、日本は未だに人口が多いので、何とか「経済大国」の体裁を保っている。
しかし、少子高齢化などで、このまま日本経済の停滞が続けば、日本のGDPは当然減少していく。
だから日本がG7のメンバーでいられるのも後わずかかもしれない。
日本は、ロシアのウクライナ侵攻に対する経済制裁に「西側のサブリーダー」気取りで頑張っている。しかしそのうちに、ロシアより先にギブアップということにもなりかねない。
西側諸国はロシアへの経済制裁のために、資本主義の原動力である「自由な経済活動」を放棄しようとしている。余裕をかませて、そんな非生産的なことをしていたら間違いなく西側諸国は、中東、アフリカ、アジアの国々に追いつかれ、追い越される。そうなれば、G7のメンバーもアメリカ以外は総入れ替えになるだろう。
このままロシアへの経済制裁が長引けば、世界の経済地図を塗り替える歴史の転換点になるかもしれない。