時代の影響かもしれないが、ドラマ「半沢直樹」のように、ストーリー展開が早く、たくさんのエピソードが盛り込まれたドラマでないと、最近、面白いと感じなくなった。読書で言う、行間を楽しむという、昔の感覚は消えてしまった。
ドラマ同様、映画もそうだ。だらだらと前置きが長く、展開が遅い映画は、我慢できない。余韻を楽しむことができなくなった。映画館でなく、自宅でケーブル・テレビで映画を見るようになったせいだろう。
邦画「キングダム」は、最初の展開はよかった。ところが、中盤からテンポが落ち、実に残念。ドラマ「麒麟がくる」は、「NHK大河ドラマのお約束」なのか、いつものように、望月東庵、駒、伊呂波太夫といった、歴史ドラマの重厚なストーリー展開をぶち壊す登場人物。そんな者、いらないだろう。そもそも、殺し合いの戦国時代の登場人物が、「半沢直樹」より柔な奴らばかり。刀片手に「本当の意味で」命がけの権力闘争をしている人間たちとは、到底思えない。アメリカ・ドラマの日本版「スーツ」も、どうにも選んだ「スーツ」が、日本人には似合わなかった。どうせなら、「ブラック・リスト」にしておけばよかったのに。
今回は、偏見だらけの私が、面白いと思ったアクション・SF映画を、皆さんからの顰蹙覚悟で、ご紹介します。作品の題名を紹介しますから、詳細はネットで検索してください。おそらく「もう見てる」というものばかりかもしれませんが。
先ずはアクション映画。
(1)96時間
(2)96時間リベンジ(続編)
(3)96時間レクイエム(続編)
いずれも主演は、リーアム・ニーソン。
(4)ザ・コンサルタント(Accountant)
主演は、ベン・アフレック。武闘派スーパー公認会計士の話。
(5)ジョン・ウィック
(6)ジョン・ウィック:チャプター2(続編)
(7)ジョン・ウィック:パラベラム(続編)
いずれも主演は、キアノ・リーブス。
(8)イコライザー
主演は、デンゼル・ワシントン。
次はSF映画。最近では、仮想現実をテーマにした「マトリックス」のような壮大なSFは影を潜め。アメコミ・ヒロー物ばかりで、つまらない。そのせいか「古い映画ばかりじゃないかと」お叱りを受けるかも知れませんが。
(1)パッセンジャー
主演は、クリス・プラット。
(2)オブリビオン
主演は、トム・クルーズ。
(3)インターステラー
主演は、マシュー・マコノヒー。