おもとの家族はものが壊れたりしたらそのままにする傾向がある。まず、庭にでるために使うサンダルだ。そのサンダルは、片方のそこが外れてしまったが、誰も気にしていない。これは、まだいいほうで壊れてからまだ3日しかたってない。まだ次の休みにでも買いにいくと思えば許せるほうだと思う。おもとはいまだに使っている。
次にお風呂場である。浴槽の電気がつかなくなり、もう一週間になるだろう。しかし、誰も電球を買わなきゃという言葉すらでてこない状態だ。怖がりなおもとは、毎回毎回鏡にお化けが映るんじゃないかとビクビクしながらお風呂にはいっている。
そして最悪はトイレである。おもとの家はトイレが一階と二階の一つづつあるのだが、一階の電気が壊れている。これは、一年はたつのではないだろうか。おもとは夜、暗い中トイレに入るのもお化け出るのではないかと怖くて、二階のトイレに行くようにしている。おもと以外の家族は最初、電気を買うまでと、夜になると懐中電灯を持ってトイレに行っていた。しかし懐中電灯の電池がなくなり、懐中電灯の電池をかえるのが面倒になり、とうとう夜は、ドアを半開きにして用を足すようになった。
おもとが一番怖いのは、半開きのドアの中に誰も入っていないと思って開けた時、誰かが入っている時だ・・・心臓バクバクで飛び出すぜ。
節電、節電といわれている今、結構世の中に貢献しているのではないかと思う我が家である。