シヤッターのある風景

シャッターの写真を撮りまくる「シヤッター写真家」がシャッターについて語ります。随感、記録など。

シャッターパズルで遊ぶ

2020-04-30 22:57:00 | シャッター
こんにちは、シヤッター写真家です。
今回は前回の記事で紹介したシャッターパズルの攻略方法を紹介いたします。
試遊していただいた際によく言われるのは「自分で遊ぶ自信はない」ということ。




小さなお子様も遊びに来てくださるんですが決まって親御様から「無理でしょ、壊しちゃうから行くよ!」と言われてお別れとなりがちです……。
シャッターパズルは難しいです。ただ、

無理ゲーではございません。

今日ご紹介する方法を使えば1時間以内でクリアできそうですので、ぜひ機会がありましたら遊んでいただけると幸いです。


ステップ1:枠作り

シャッターパズルの枠作りはとても簡単です。


シャッターパズルの全体図

ご覧の通り上辺、下辺、左右辺の区別は容易につきます。
まずは、枠のピースを探しだし、このようにグループ分けします。



1.シャッター上部の白い箱の部分(シャッターケースといいます)を構成するピース
2.シャッターの左右端のピース
3.シャッターの最下部のピース
といった分け方です。
角+上から2行目の左右端のピースはすぐに場所がわかるのであらかじめ嵌めておきます。



あとはどこから始めても大丈夫なんですが、個人的にはピース数が少なく、色の濃淡で位置関係がわかりやすい左右辺から埋めていくのがおすすめですね。
また、上下辺を進めるにあたり、キーとなるピースはこちら。



シャッターケースの継ぎ目がある箇所はパズルフレームに線の続きが見えているのでそこに合わせましょう。
下辺で草が生えている部分は左角ピースの続きになっているのでわかりやすいです。
また、下辺のピースの中で唯一、下端に白っぽい跡があるピースがあります。
シャッターメーカーのブランドラベルの痕跡と思われますので、中央に配置しましょう。

あとのピースは台紙に刻まれているピースの輪郭や錆・汚れの濃淡などを頼りに埋めていきます。



ステップ2:上から2-4行目

上から2-4行目の部分はシャッターケースの途切れ目だったり、影が落ちていたりとで、他の部分に使うピースとの区別がつきやすいです。
ここをサクサク進めていきましょう。



まず、残りピースの中からシャッターケースが見切れているピースを抜き出します。これが2行目です。
そして、次に残ったピースの中で色が暗いピース上位11位までを抜き出します。これが3行目になります。
「色黒イレブン選抜総選挙」と覚えておくとよいです。



嵌め終わったらまた、残りのピースの中から色が暗いピースを11ピース抜きます。色黒イレブンの二軍です。



無事嵌め終わると、このようになります。
慣れている私でも二軍選抜では時々選抜ミスを致します。全然嵌まらない場合は、落選ピースをもう一度見直しましょう。

ステップ3:職人の目or虱潰し

最後に残ったピースはあまりにも似通っていてもはや区別がつかないかもしれません……。
嵌まりそうなところをひたすら試していくしかないのですが、ヒントが全くないわけではございません。



このように、すでに出来上がっている箇所にピースを当てていくと、横縞の繋がりから「このピースはこの行のどこかに嵌まるのではないか……」と見当をつけることができます。



このケースの場合は運良く、枠に接している部分のピースを特定することができました。
行特定作業は苦手な人は本当に苦手です……自分もです。
これがすんなり出来る方は目視検査はじめ検品の才能がおありかと思いますので喜んでください。
行特定ができない場合もご安心ください。地道に台紙の線などを手がかりに進めれば大丈夫です。


視覚と根気を頼りに進めていきましょう!

最後に

最終工程に根性論を持ち出すというひどい解説になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
私の初見プレイは31分30秒かかりました。
お買い上げいただいた方のタイムを見ていると大体25分〜45分ぐらいでクリアなさっているみたいです。
紹介した手法の中でステップ2まででも実行することができれば、1時間を超えることはなさそうです。
ぜひぜひ、無理だ!と思わず、イベントにお立ち寄りの際は遊んでいただけると幸いです。
ちなみにイベント会場ではこのような使い方をしておりますので、遊ぶのに飽きたらメッセージボードとして使ってみてください。



イベントができるような時期まで待ちきれない!今すぐやりたい!という方は下記ページをご覧くださいませ。
地味な記事になりましたがご覧いただきありがとうございました!


シャッターのパズルがあるらしい

2020-04-28 20:18:00 | シャッター
こんにちは、シヤッター写真家です。

皆さまは自粛生活で退屈していらっしゃいますでしょうか。
巷では暇潰し方法を模索した末に、ミルクパズル(絵柄がなく全面白紙のジグソーパズル)を購入される方が増えているとかいないとか。
自分も挑戦してみたいのですが、初心者に適切なピース数がよくわからないので、保留しています。
いきなり1000ピース規模のパズルを買って後悔する前に、もう少し簡単なパズルで慣らしておきたいのですよね。

そう思っていたところ、私にぴったりのパズルを見つけました。



ご覧ください、
シャッターパズルです。

シャッターが大好きな私のためにあるような商品ですね。
発案者はどのようなプレゼンをして企画会議を乗り切ったんでしょうか?
ノリで世に出してはいけない商品だと思うんですが、何食わぬ顔で出回っているようです。

なぜなら、私が作ったから。

茶番にお付き合いいただき、恐れ入ります。
マニアフェスタなどのイベントに出店した際にはいつも販売している商品です。


イベントでは試しに遊ぶことができます。

ご覧いただいた方々からは
「頭がおかしい」
「狂っている」
と概ね好評なのですが、お買い上げいただけることは稀です。
なんで?一緒に狂いましょうよ。

お話を伺うと「難しすぎて自分一人で元に戻せるか不安」という声が多数でした。


ピースこんな感じだから仕方ないか……。

そこで次回の記事で攻略方法をご紹介しようかと思います。
ミルクパズルよりかは遊びやすいと思いますので、入門用としてご検討いただけると大変嬉しいです。

ご購入は下記ページから。
それでは、続きは近日中に!

寂しいと壁になる

2020-04-18 01:37:00 | シャッター
シャッターは扉です。
開けたり、閉じたりすることができます。
ただ、世のシャッターは本当に全て扉として機能しているでしょうか。



さて、これは扉でしょうか?
このシャッターが開閉されている様子を想像できますでしょうか。
皆さまは日頃出入りする扉の前に物を置いたり立てかけたりしますか?
というわけで、今回のテーマはこちらです。

シャッターは寂しいと
「壁」になる。

開けられる機会を失くしたシャッターは徐々に扉としての機能を認識されなくなっていきます。
ただそこにあるだけの「壁」となってしまうのです。
シャッターを撮影していると、そこそこの確率で「壁化したシャッター」に出会います。
先ほどのシャッターは顕著な事例でしたが、ありがちな現象はこのようなもの。


壁化その1 : とにかく植木鉢を並べる。

植物って見ていて癒されますよね。
シャッターの前に並べると寂寥感が緩和されて、やや柔らかい印象になります。
しかし、出入り口として使うとしたら明らかに通行が困難です。
おそらくもう頻繁には開閉されていないシャッターだということが想像できます。
ちなみに置かれている植木が全て枯れ果てていると壁歴が相当長いのかなと考えたりします。


壁化その2 : 自販機で塞いじゃう

使わなくなったシャッター前を自販機スペースとして活用するのもありがちです。
稼げる営業マンの後ろで居心地が悪そうにしている様子、なんとも切ない。
というかこの場合はなぜかシャッターを開けた先がすぐに壁になっています。
何のために存在しているのか、非常に謎なシャッターでした。


壁化その3 : ポスターが貼られる

どうか掲示板扱いしないであげてください……。
ポスターは人の目に触れなければ意味がありませんし、貼る人も通行人に見られやすい場所を選ぶはず。
つまりポスターが貼られたまま放置されているシャッターは、おそらく普段から閉まっているシャッターです。
扉を辞め、掲示板として第二の人生(?)を歩んでしまっています。
※無許可の張り紙はやめましょう。


壁化その4 : 自然と同化する

言わずもがなベテラン壁選手です。
その3までは開けようと思えば開けられそうなシャッターでしたが、ここまでくると開けづらそう。
脱サラして自然を追い求めた感じでしょうか。
ツタ類に侵食されながらも、スローライフを満喫しているように見えてちょっと憧れます。

このように、シャッターは寂しいと壁になってしまう物体です。
ぜひ、このようなシャッターを見かけたら心の中で「あ、シャッターだ」と声をかけてあげてください。

ハト写真家の制作日記

2020-04-01 06:18:00 | その他
こんにちは。ハト写真家です。
今回は鳩のオススメ撮影スポットと、つい先日に出来上がったばかりのグッズをご紹介いたします。
ぜひ最後までお付き合いください。

私は鳩が大好きです。
近寄ってもあまり逃げないですし、町中ですぐに見つけることができるのでとても撮影しやすいですよね。


モコモコしている姿が特に好きです。

ただ、どこでも撮れるからこそ撮影シーンに創意工夫を凝らしたいところです。
かく言う私も、ハト映えするスポットを探そうと必死になっていた時期がございました。
そして2014年頃のある日、究極のハト映えスポットを見つけることができました。

所沢航空記念公園
内の所沢航空発祥記念館の屋根

公園の詳細は所沢航空記念公園 公式サイトをご覧ください。
ここの屋根、日中に大勢の鳩が羽を休めにくることで(私の中で)話題です。
例えばこんな写真が撮れます。


2014年9月10日、所沢航空記念公園にて。

一見して撮影状況がわかりにくいですが他の角度から見るとこう。


鳩が止まりやすい、なぜか親切設計な屋根

もちろん鳩がいるのは屋根の上だけではなく、地面付近にもうじゃうじゃいます。
鳩がお好きな方にはぜひ一度行ってみてほしい場所です。

グッズ紹介
先ほどの写真が個人的に結構気に入っているので、このような感じで活用してみました。



鳩パズルです。
写真の印象からして絶対にパズル向きだと思いました。
ボーダーの背景でプレイヤーを混乱させつつ、点在する鳩が目印になってくれるのでちょうど良い難易度に仕上がった気がします。



いや、ちょうど良くないですね。
バラしたことを後悔しながら1時間ぐらいで元に戻しました。
時間があるときにまた遊びます。

※この記事の投稿日は4月1日です。お察しください。
※掲載写真はすべて筆者が撮影しております。
※鳩パズルの販売予定はございません。