社交ダンスをメインに食事のアップ等の徒然日記

誰かに何かを感じてもらえてダンスについて・切っ掛け、ヒントになれば!!本質は自己学習&自己向上が目的です

社交ダンス ドライブ・アクション NO.7

2024-12-02 06:00:02 | 社交ダンス・基本
ドライブ・アクションと思い浮かべれば
体を投げ出していく?
と言う様に思いますよね

●ドライブ・アクションとは

ボディのオーババランス(ダンシング)
膝を曲げる
ムーブメント・足を調整する能力の事
これを、フィガーの一歩目で使う。

ありがちな、駄目なドライブ・アクション

※前進の時に、飛び込む様な使い方
 ジャンプをしているよう使い方
※後退の時に、
 サポーティング・フットに乗った時点で
 リーディング・フットが後に出ていない使い方
 と、バックウェートになっている
※前進の時に、カウント1で反ると理解して居る人
 カウント1で踏み込まないと駄目と思うので
 踏み込んだ時点で頭が前に来るから反って頭を後方に
 骨盤を相手に押しつけて反る。
※前進の際に前足に乗りすぎて、バックウェートになっている
※片足に乗りすぎて、スタンディング・レッグ(立ち足)に
 長く乗っている動作も良くない。
(振り子の運動を理解出来ればあり得ないですね)


皆さんが良くやる現象ですね。

普通に歩いていて
上記の様な動きをしながら歩く人は、いませんよね!!

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サポーティングフット=体重が乗っている足。
(スタンディング・レッグ)

リーディング・フット=乗っていない足。

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ドライブ・アクションを行う5つの動作

ロアー
レジスト
コントロール
プッシュ
リカバー

簡単に説明しますと

ドライブアクションにおける
5つのサブアクションは

ロア ⇔ 膝を曲げる
レジスト ⇔ 脛に体重がかかる
コントロル ⇔ 中間バランスになる
プッシュ ⇔ 足の裏がめくれる
リカバー ⇔ ステップした足に残った足を寄せる

ロアー
下に降りる

レジスト
ボディが前に行く動作


コントロール
足が出て真ん中に行く(中間バランス)


プッシュ
後ろ足を使って前足に体を乗せていく


リカバー
プッシュした足が体の下に寄ってくる


プッシュは後ろ足を使って蹴り出したりしていない
プッシュは後ろ足の膝が伸びきらずに、前の足の膝も曲がっている
この動作が、送り出すと言う事になる。
後ろ足は等尺性収縮になる。
曲げたり&伸ばしたりという動きではなく、動かない動きになる。


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等尺性収縮(とうしゃくせいしゅうしゅく)
等尺性筋収縮とは筋肉の長さが変わらない状態で筋肉が収縮した状態です。
この時大腿四頭筋には上半身の体重の半分(膝関節が両側にあるため)の負荷が常にかかった状態です。
この筋に一定の張力がかかった状態で筋肉が収縮し、筋の長さが短縮する状態が、等張性筋収縮です。
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ロアーで膝が曲がるときには、前後の足が曲がる!!
伸びるときは、前後の足(膝)が伸びる!!
これで滑らかな動きが出来る。


※蹴り出すという動作は、立っている後ろ足の膝が伸びていく動作
 膝が伸びるために蹴上げる事しか出来ない。
 靴音が出る人は注意。


後退は、先に片足を15~20cm後方に準備(プレパレート)をする事で
ボディが落ちるのを補助出来る。
出さない状態からロアーしては、お尻が引けてコンタクトがずれるので
この片足を後方に出すことでレジストが出来る。
そしてロアー ⇒ コントロール ⇒ プッシュ ⇒ リカバーとなる。
前進と同じ。


<後退時のチェックの方法>


後退してロアー ⇒ コントロールで前後に足を開いて、プッシュする時には
後の足は動いていないで踵は浮いたままになるり
前の足でプッシュして両膝が伸びて後退の足に立てる。

前の足で蹴った場合は、後の足の踵は着いてしまう。
着かない様に頑張れば、体が浮いて立つ事になる。


プッシュしてリカバーするときは
両足にいるときが一番低く、そこから上に挙がるときは
乗っていきながら上に挙がっていく。
脚の力でなく上に挙がるエネルギーを使う。


ドライブ・アクションはカウント・ワン(一歩目)で行う。
ダンススポーツでは
足を開いていく最中の一歩の前半と
足を開いてからリカバーまで(片足に乗って行くまで)の一歩の後半が
別れている!!


足を開いている所から乗るまでの間に、何かを動作する事で
リード&フォローが行われる。
前半後半が別れているから、二人の入れ替わりが効率よく行える。
複雑な動きも、確りした裏打ちがあるから、無理なく踊る事が出来る。


アライメントを変えたり、
相手とのリード&フォローを行ったりするときに
このドライブ・アクションが出来ていないと
ダンススポーツの踊り方は出来ないと言う
重要な要素になる。


注::!!
片足の上に乗ってしまうから 『落ちる』 !!

勘違いしてしまうのは
ワルツのカウント『ワン』でロアーするとなっているが
『サン』の終わりでロアーだから
足が床に接地(着床)した時となる 床に乗ったときでは無い。




社交ダンス ボディ・アクション NO.6

2024-12-01 06:00:08 | 社交ダンス・基本
オリンピック委員会にダンススポーツが認可されて
ダンサーの踊りが劇的に変化。

下半身よりも上半身の使い方に、大きな変化がある。
そのボディ・アクションの説明です。
 
●ボディ・アクションは
 
ローティション
スウェイ
エクステンション
アイソレーション

を駆使して踊っている動作がボディ・アクションにおいてはヒップや上体で行うムーブメントが重要になる。

体全部を使ってだが、特に上体のボディが重要になる。

動作を行っている間はアイソレーション体の各部位を自由自在に動かす基本的技術を使いヒップや上体で行うムーブメントを行っている。

※アイソレーション(英: Isolation)は日本語で「分離、独立」などの意味を持つ言葉。 ダンスで言えば『ある個所だけを分離して動かすこと』と置き換えられるでしょう。


●プレパレーションでは
 
エクステンション+スウェイ+ローティションが有ってフット・スキルが正しく使われてセンターバランスポジションとなる。

ショルダーライントルソーゾーンロアートルソーゾーンヒップラインを分けて使えること。

そしてアイソレーション下半身と上半身を左右方向に分離させる様に使えるか?これが理解出来れば上半身を使って手で振り回している様に見える動作が相手のバランスを押したり引いたりせずにうねっている様な使い方を表現出来る!!。




社交ダンス フット・スキル NO.5

2024-11-30 06:00:20 | 社交ダンス・基本
● 脚のアクション&足の置き方

 CBM
体を絞る
脚を確り送り出す事の意味合いは

足元が綺麗に見えるには正確なフットアクションが必要!!
それに付随して
骨盤の回転及び脚の裁き方の理解が必要。


フット・スキルとは
アライメントと足首のシェーピングを含み
両足の動かし方とフロアーへの置き方のことを言う。

正しいフット・スキルは
センターバランスポジションになり
後退の後の脚は真後ろでは無く、後ろ少し横に置く
前進の前の脚は真っ直ぐ前では無く少し横に
例::回転時に脚を真っ直ぐ出して回転すると
   脚はクロスしてしまう、これでは足元は綺麗にならない。
※クロスする=体を捻ることになる

反省::CBMやCBMPを意識をし過ぎていた!!


正しい足の置き方
足が上がれば=両足が 『上がる』
足が下がれば=両足が 『下がる』
例::ワルツのナチュラル・ターンで前進の右足がロアーしていて
   後方の左足で歩幅を出そうとして蹴上げる。
   (右足は膝が曲がり&左足は膝が伸びる)
   右足はロアー&左足はアップしていることになる。
※片方が下がり片方が上がる動きは無い!!
 両方が伸びて&両方が曲がるが自然。

ロアー&レジスト&コントロールをする事で
前進で中間バランスを取ったときは
前の足はヒール・フラット
其処から両足で伸び上がる(ボディウェィトが前に行く)ことで
前の足の足首が使えて、捲られる事になる


反省::『地下に降りて上がってこれないよ』
    『足を捲っては駄目、正しい使い方しなくては』
     そう・・・良く言われていた。


ボディ・アクション&
フット・placement(プレースメント)&
フット・スキルが整合性を保っていること。


● フット・プレッシャーとターンについて

 足の着床のカウントは
音楽性で言うリズムでは
カウント・ワンで足が床に付いていなければいけない。
着床したのと乗るのが同時では駄目。
着床するのと乗るのを分けている事。
タンゴ以外では床に沿ってステップする事。
タンゴではピックアップするので別になる。


足のリズムとドライブアクション
CBMの理解の変化
(鼠径部を折り曲げない)


右足を前に出すのならば右腰を左に回していくだけで
右足は楽に出せる。
右足を後に出すのならば右腰を右に回せば
より歩幅が出て後退出来る。


それがCBMを掛けて右足を前に出すと
右腰は右回転して歩幅が出ない。
後退も右足を後に出してCBMを意識して後退すると
右腰は左回転して歩幅が出ない。
CBMを掛けるという動作は
1980年~2000年代の頃の
お互いが向き合って組んでいた頃の踊り方?


但し!!ダンススポーツでは
ショルダーラインは逆に回っている事でCBMを意識せずとも踊れる。
見た目はCBMが掛かっている様に見える。


ダンススポーツでは骨盤の回転が今までとは逆になる。
なれ親しんだ前進の時にCBMを掛けて右足を出すと
右腰は右回転して着床して歩幅が出ない。
歩幅を出すためには後の左足で蹴上げるしか出来ない。
蹴上げた時点で、中間バランスは取れない!!


つまり中間バランスが無いまま着床から蹴上げるという動作になる。
中間バランスという動作を省略してのダンスになる。

CBMの解説・・・
ダンススポーツでのCBMは
フット・スキル(足元が綺麗にするためには)
鼠径部を折ることはしない!!
今までのCBMは(右足前進として)
右足をだして骨盤は右回転し、上半身も右回転している。
※ショルダーラインもヒップ・ラインも同じ方向に回る
これは、ターンとなる。

ダンススポーツのCBMはライトネス【lightness】
ローティションになる。
ローティションとは、
ショルダーラインとヒップ・ラインが
違う分量&違う方向に行くこと。
同じ方向に行くターンとは違う。


1歩が2歩
前進も後退も1歩が2歩の意味が良く理解出来た。


前進&後退のウォークの練習の意味が理解出来て
益々踊る事が楽しみになった。


社交ダンス バランス NO.4

2024-11-29 15:47:06 | 社交ダンス・基本
●バランスとは

カップルの両名が停止した時&動いているときの安定感がある状態を言う

気をつける点など 
ライズしている時に安定していない。(脚が震える)
動作を行おうとしたときにバランスを崩して、止めて力みがある
ワルツのナチュラル・ターンで脚がパスして、足を揃えられない。



●重力線が重要課題

静止しているときは、頭から足先までの重力線が維持出来ていること。
動いているときは一定のバランスを維持する。
ボディウェィトが正しく配置されて(頭・肩・肋骨・ヒップ・レッグ)いる事。
体の各部の重さが変わる度に重心の配置は変わる(流動的)

ピクチャーポーズでも重力線を維持し、
ピクチャーポーズをして戻ったときにリカバリーして重力線を回復出来るか。

簡単に言えば
複雑な動きをしたときに
元の位置に回復出来るかと言う事ですね。
その時に、力みやフラつきが無い様に鍛錬しましょう?かな。


●重力線を維持

ボディウェィトが正しく配置されて各部が繋がりを持っている事で
バランスを維持出来る。

足先から頭の先まで一定のバランスを維持される
(やじろべえの動きを思い描いて下さい)
これが理解出来れば女子の3次元の動きは
体を無理に動かす背骨の伸展や、折りたたむ様な体を酷使する事が無くて出来る。
バランスを変えることで、出来る。
これにより動きは滑らかになる。
※コスメティック・スウェイ(アイソレートする事で)が使える。


重力線を回復すること(バランスの変化)で
ダンスは踊られている。
その為に姿勢などの理解が不可欠。


 

社交ダンス センター NO.3

2024-11-28 06:00:34 | 社交ダンス・基本
●センターとは、体の接触の部分のこと

体の真っ直ぐの軸のことでは無く、男女の体の接触の部分の事。

ボディの接触部分からリードが伝わるのでは無く
ホールドとコネクションの変化により伝わる。
ホールドの重要性は
アームが動く事によりボディの接触の圧力が変化する。
カップル・ポジションは複雑に変化する。


●センターポジションとは

ローティション
ショルダーラインを回す
爪先だけを回す
脚を逆に回したり、回す分量が変わる
等のローティションをする事で
今お互いがボディのコネクションが離れて
別の場所が触れる(くっつく)と言うこれがセンターポジション。

ボールルームダンスでは
腕だけを動かしては駄目!!
腕の末端が動くのは、ボディの中心が動いたために動く。

が・・・
ダンススポーツでは
腕の末端が動いてからボディが傾く事で踊る事


●リード&フォローの正しい遣り方

カップル・ポジションが変わり
ボディのコンタクトポジションが変わることで
リード&フォローという現象が起こる。

リード&フォローが行われている間も
柔軟で繊細なコネクションが達成される。

ボディを押しつけたままでのリード&フォローはあり得ない。

ボディの部分を壁と例えると
壁に対してアームが動く事によりボディ(胴体部分=壁)が動く。
※ボディと腕を固定して踊ってはロボットの動きになってしまう。
※ホールドを動かしては駄目!!と意識しては、
 肩が前に出たり、腕だけを引いたりになる


●男女の立つ位置

ボディを真ん中から分けたと仮定して『A』とします
その分けた半分をまた1/2に分けて 
右半分の中心を『ア』・左半分の半分を『カ』とします。
(つまりボディを半分に分けて使うのでは無く
  半分の半分1/4に分けると言う事)
半分の半分に分けた分のその右側の中心を 『ア』 とする。
半分の半分に分けた分のその左側の中心を 『カ』 とする。


男子の右半分の中心を『ア』と
女子の右半分の中心を『ア』をコンタクトした状態で確認して下さい。
お相手は自分の中心(前)にはいないでしょう!!

※プロムナード・ポジションやクローズド・ポジションを
 二人のボディを変えずに踊れている女子は
 男子の中心・真ん中に女子の右ボディが有るはずです。
 相手の右側が自分の真ん中に位置している状態で
 クローズド・ポジションを取っている方が多いです。

 このような場合には(コンタクトしている部分が変わらないまま)
 体のシェープやヘッド・チエンジをしている。


此処が重要です!!

男女で『ア』と『ア』をコンタクトした状態と
男子の中心(真ん中)に女子の右ボディがある状態とでは
ボディの1/4の幅分だけ大きな動きになる。
だから大きなスウェイに見える。

男子の右半分の中心『ア』
女子の左半分の中心『カ』つまりプロムナード・ポジションでも
ボディの1/4の幅分だけ大きな動きになる。

同じ事をしていても、見え方に大きな違いが生ずる。
女子の頭の距離が違う!!
コンタクトをする位置の違いで・・・ 


改めてもう一度
クローズド・ポジションでは
女子のセンターの右側は
男子のセンターの右側にコンタクトしているため
男女の左側はコンタクトしておらず
女子のポスチャーでは
左脇ボディを男子の方・右に向けることは有り得ません。
右にボディを回している様に見えますが

ショルダーラインとトルソーゾーンは違う
ボディ全体を回すのでは無く
ショルダーラインが回転しているだけ!!
ショルダーラインが回転すれば、ボディは左回転になる。



●Technical Sway

テクニカル・スウェイ
これはスウェイの基本形であり、体全体(足から頭まで)が関与する。
通常、この動作は股関節領域で感じ取ることができる。
足の先~頭の先までが一直線に傾くこと
軸足の反対側の脚と頭が直線になる
方向を変える時に
テクニカル・スウェイは掛かり始めている
(骨盤でスウェー)


●Releasing Sway (or Broken Sway)

リリーシング・スウェイ(ブロークン・スウェイ)
このタイプのスウェイは、身体の上部のみが関与し、腰の位置は変化しない。
片方の体側を短くする(解放する)ことで、反対の体側が長くなり、
結果としてより顕著な傾きを生み出し、より大きな視覚効果が得られる。
脇腹を屈曲して、あたまの位置が変わる



●Cosmetic Sway

コスメティック・スウェイ
この非常にわずかな傾きは、主に肩および肩甲骨によって生じる。
頭部の中立な位置を大きく変えることなく、肩のレベルが変化する。
この場合にも、ボディの一方の側が解放され、その結果反対側が長くなる。
頭の位置が変わらずショルダーラインだけが変わる




アマチュアの私がアマチュアなりのレベルで判断して記事にしていますので、
間違いだらけかも知れません。
このレベルではこんな事を感じている、こんな理解をしていると判断して下さい。