社交ダンスをメインに食事のアップ等の徒然日記

誰かに何かを感じてもらえてダンスについて・切っ掛け、ヒントになれば!!本質は自己学習&自己向上が目的です

社交ダンス ピボット&ピボッティング・アクション NO.12

2024-12-10 06:00:43 | 社交ダンス・基本
ピボット=回転

今までは
男子は股関節を折り
後ろ足を折り畳み(後ろ足に)軽く乗り
女子を吸い込んで回転

女子は右足を前に出して(アクロスさせて)
男子の右足の内太股を狙って
左の背中を入れていく動作をしていた。

そしてドライブ・アクションが無いまま
蹴上げて乗り越えているので
いわゆるロッキングが生じている。


ダンススポーツでは
ピボットの回転量は1/2
強いドライブ・アクションがかかっている

ドライブ・アクションを行う5つの動作
ロアー
レジスト
コントロール
プッシュ
リカバー


コントロールが無くて蹴上げていては駄目!!

ローティションが掛かりピボットするが
股間節を曲げて・捻ってのピボットではない。
回転はコントロールによって
ドライブ・アクションがあった後に
※前足と後ろ足の真ん中
 (センターバランスポジション)から
 次の足の真ん中に行く!! 
 が前提条件となる。

※ドライブ・アクションの推進に変わるのは
 例えば:右足が後ろにあるセンターバランスポジション
     が有って、
     前にある左足は身体を右足に乗せるために使う。
     左足を右足を大きく出すためには使っていない。
     (いわゆる蹴上げる!!)
     蹴上げることで使うと右足に身体が乗ったら
     左足の目的は身体を乗せて終わって仕舞う。
     推進力が使えない。

アライメントが変わり向きが変わる。

ピボッティング・アクションは
右足の上に乗っては駄目
右足のインサイドエッジに乗ることで
相手側の斜めサイドにいられる。
右足の上に立っては駄目!!

ピボットには求心力を使い
男性:右足が前のままでピボットだから求心力
(右足が後ろに出てから回転では無いから!!)

ピボッティング・アクションには遠心力を使う
男性:右足が前で出たまま回転だから遠心力

女性は男性と逆になる
(男性が)ピボットの場合はピボッティング・アクション
(男性が)ピボッティング・アクションの場合はピボット





社交ダンス スウェー NO.11

2024-12-09 06:00:55 | 社交ダンス・基本
ひと言でスウェイと言っても
テクニカル・スウェイ
コスメティック・スウェイに
リリーシング・スウェイが有ります。
このスウェイを今回はちょっと掘り下げてみます。

Technical Sway 
テクニカル・スウェイ これはスウェイの基本形であり、体全体(足から頭まで)が関与する。 通常、この動作は股関節領域で感じ取ることができる。
足の先~頭の先までが一直線に傾くこと 軸足の反対側の脚と頭が直線になる。

ナチュラル・スピン・ターンを例にとると(男性)
1~2で
方向を変える時に
テクニカル・スウェイは掛かり始めている
(股関節領域・骨盤でスウェー)
2で左足を着床したときには
コスメティック・スウェイに
テクニカル・スウェイがかかり
脚が揃い右足に乗り換えたときに
コスメティック・スウェイが逆になる
(戻して切り返している)
左足の上でスピンターンが出来る
 
Cosmetic Sway 
コスメティック・スウェイ この非常にわずかな傾きは、主に肩および肩甲骨によって生じる。
頭部の中立な位置を大きく変えることなく、肩のレベルが変化する。 この場合にも、ボディの一方の側が解放され、その結果反対側が長くなる。
頭の位置が変わらずショルダーラインだけが変わる
 
Releasing Sway (or Broken Sway) 
リリーシング・スウェイ(ブロークン・スウェイ) このタイプのスウェイは、身体の上部のみが関与し、腰の位置は変化しない。 片方の体側を短くする(解放する)ことで、
反対の体側が長くなり、結果としてより顕著な傾きを生み出し、
より大きな視覚効果が得られる。
脇腹を屈曲して、あたまの位置が変わる


 

社交ダンス スィング NO.10

2024-12-08 06:00:06 | 社交ダンス・基本
ライズ&フォールでの
スィングサイドステップのビフォアフット・ポジション
足の圧力を使って減速をすると同じく
このスィングも加速・減速に成る。


<スウェイを使った減速>


推進する動力を反対側に(ダンスで言えばスウェイ)する事で
減速すると言うことでは無く
上半身をコントロールするスウェイを使う事で減速をする!!


●スィングとは


ボディ・ウェート
動き出す前の準備アクション
ドライブ・アクション
以上を結合させてスィングは作り出される。


ボディを投げ出して倒れていくと言うことでは無く
蹴り出すと言う事でも無く


ワルツのナチュラル・ターンで言えば
動き出す前の準備(プレパレーション)
相手とのスペースを変えるぐらいのボディ・チェンジ
そこからのドライブ・アクション
ロアー
レジスト
コントロール
プッシュ
リカバー
の5つのサブアクションに
ナチュラル・ターンの
スィングサイドステップのビフォアフット・ポジション
迄の全てが出来て、スィングとなる。




メトロノーム・スィング(下を固定して)
ペンデュラム・スイング(上を固定して振り子)


ペンデュラム・スイングはボディを固定して足を振るという事ではなく
ダンススポーツでは人間が真っ直ぐ立っている状態で
高い所から低い所に行く軌道を振り子の軌道と言っている。
(と、解釈をした!!)




加速&減速の原理
高い位置から低い位置までは加速するが
低い位置からたかい位置に行く時は、段々減速している。
この原理がビフォアフット・ポジションとなる。


ワルツのカウント『ワン』でロアーするとなっているが
『サン』の終わりでロアーの始まりで
①で足が床に接地(着床)した時となる
床に乗ったときでは無い。


カウント『ワン』は両足が開いて、床に靴が接地した瞬間を言う!!
最初のカウントワンは、①で開いて②で乗るとなる。




社交ダンス ライズ&フォール NO.9

2024-12-07 06:00:20 | 社交ダンス・基本
正しい順番は

上にあがるときには
(ロアーの状態から)
膝が曲がっているところから膝(レッグ)が伸びる。
そして踵(フット)があがる。

あがってから降りるときには
踵(フット)が降りて
次に膝(レッグ)が曲がる

ロアーの時はレッグ~フット
ライズの時はフット~レッグ
になる。

そしてプラスアルファーで
ボディアクション(ローティション+スウェー+エクステンション)
がライズに伴うこと。

上半身のボディアクションが重要。
※足を捲る(踵を上げる)捲らないでは無く
 ボディアクションでよりライズ&フォールが
 視覚的効果は大きい。

※上半身の動作と連動している事!!
 ボディアクション
(ローティション+スウェー+エクステンション)
 より大きな動きになる。

種目により変わる
 ワルツ:深いロアー~高いところのライズ

 スロー・フォックストロットやベニーズワルツ
     浅いロアー~横切る様なライズ

 クイック・ステップ
     シャープなライズ&フォール


前進&後退しているパートナーを
引っ張ったり&押したりせずに
前のヒールをロアーさせると同時に
フリーレッグの準備がきちんと行われていること。

此れが出来て
ムーブメントが加われる事。


重要な3つの要素

1-ドライブ・アクションでのライズ&フォール
 ライズの時にコントロール(両足の上に乗っている状態)
 この両足の上に乗っているときが一番、低いロアーになる!!
 ※センターバランスポジション!!

  蹴上げたり捲ったりしていては
  足の使い方が逆になる。
  立ち足が逆になるから!!


2-ロアーの時には次の足のフリー・レッグが準備されていること


3-ライズの時にスィング・サイド・ステップの最中に
 ビフォア・フット・ポジションが有るが
 センターバランスポジションが重要な鍵になる。

 ナチュラル・ターンのスウェーとは
 ビフォア・フット・ポジションになる
 (決して後ろに反っくり返っているのでは無い(笑))
 男子がナチュラル・ターンで2の左足を確り踏みしめれば
 床に対して踏みしめた力が反発して上体にかかるので
 自然なスウェーになる。




社交ダンス ムーブメントの準備 NO.8

2024-12-04 06:00:00 | 社交ダンス・基本

●プレパレーション to ムーブメント
 (動き出す前の準備)



(1)運動の面


           (画像はお借りしました)


人体は3つの面に分けられます。

すなわち、矢状面、前額面(前頭面ともいう)、水平面です。


・矢状面・・・人体を真正面から右と左に分ける面。
       特に、左右二等分する矢状面を正中矢状面といいます。
       ※ダンススポーツではエクステンションという

・前額面・・・人体を横から見て、前と後ろに分ける面。
       ※ダンススポーツではスウェイという

・水平面・・・地平と平行な面で、人体を上下に分けます。
       水平面は矢状面と垂直に交わります。
       ※ダンススポーツではローティションという




2)運動の軸


       (画像はお借りしました)


軸とは、(1)で述べたこれらの面に対して垂直に走る軸のことをいいます。

・垂直軸・・・地面(水平面)に対して垂直の軸です。
       垂直軸を中心に、体幹や前腕の回旋運動などが起こります。

・水平矢状軸・・・前頭面に対して垂直の軸です。
         また、水平面と水平です。
         水平矢状軸を中心にして起こる運動は、横から上下する運動です。
         例えば、肩を横から上げる運動(外転)、頭を横に倒す運動などです。

・水平前頭軸・・・矢状面に対して垂直の軸です。
         また、水平面とは水平です。
         水平前頭軸を中心にして起こる運動は、縦に上下する運動です。
         例えば、肩を上げる運動(屈曲)、膝を曲げる運動などです。

このようにして、人間の体の動きは、面と軸によって表されます。



ドライブ・アクションを行うときに
矢状面(エクステンション)に
前額面(スウェイ)と
水平面(ローティション)を
使って踊る。


ムーブメント(動き出す前の準備)の時に
足元自体がスィベルしたり
足元が動いては駄目。
動いた時点でアライメントが立った位置から変わってしまうので。


ロアートルソーゾーンを変えずに
ショルダーを動かす事で、うねりの有る動きが出来る。


スウェイの種類は3種類
テクニカル・スウェイ
コスメティック・スウェイに
リリーシング・スウェイ(ブロークン・スウェイ)
と有りますが、ムーブメントの時に
足元が動いたりターンアウトしては
スウェイが使えなくなる!!


3つの面を使う事で
相手とのスペースを変えて踊れると言うことになる
相手とのボディのギャップを避けるためにも
この3つの面を使う事。


例::スロー・フォックストロットのフェザー・フィニッシュ


男子、右足を斜め後ろに後退して右足に着床した時に
   体が向く前にショルダーが左回り(ローティション)
   ターンではないからトルソーゾーンは回さずに
   左足を抜いて着床して顔が進行方向に向いたときに
   そのまま足が出る体勢になる。
   アライメントを確りと変えて、
   次の方向へ向けているのでボディの捻れは出ません。
   
※リヴァース・ターンからフェザー・フィニッシュでは
 股を割って絞る様な動きをしていた。
 がローティションをする事でアライメントが変えやすくなった。


女子、左足を前進して左足に着床した時に
   ショルダーを先に左回り(ローティション)
   腕が先に回っているので
   体のアライメントを変える事が遣り易くなる。