2025年2月4日
父の手術が行われた
昨年11月に検査入院をして食道がんが見つかり
そのまま入院し、抗がん剤治療へと移行
1クール5日間の治療
2週間休んで次のクールへ
3クール終わった時点での検査で
原発がんも、リンパへの転移がんも
小さくなっているとのことで
次は予定通り
原発もリンパもきれいに取る手術へ
食道を取って転移した周りのリンパも取って
無くなってしまう食道の代わりに
胃を喉元まで伸ばして再建する
その胃は今後「胃袋」ではなく
「胃管」と呼ぶものに変わり
胃としての機能もほぼなくなってしまうのだそうです
手術後は1週間から10日は面会不可で
連絡を取ることもままならない状態ですが
本人はリハビリも兼ねて翌日から
HCU内を歩いたりするそうです。
約6時間、院内で待機していた私は
無事に手術が成功したことを聞いて
父には会えないまま帰ってきましたが
昨日(2/6)夜にようやく父からの連絡があり
痛みもなく、比較的元気にしているとのことで
一安心したところです。
100歩くらい歩くと疲れてしまうそうですが
肺炎予防のリハビリなのだそうで
早く一般病棟に戻ってもらうためにも
頑張ってほしいです。
ここから先は
がんとの闘いというよりも
取った食道の代わりの胃管との闘いになります
胃としての機能ではないので
食べたものはそのまま腸へと流れてしまうので
きちんと栄養として消化吸収させるために
噛むことだけが唯一の消化方法とも言えます。
ティースプーン1杯ほどの食事を
30回ほど噛む必要があります。
ゆっくり、少量ずつ、日に6回ほどの食事で
生きていくことになります。
少量の食事で痩せてしまったり
栄養不足にならないように
だけど、一番は、
食べることが苦痛にならないように
美味しいと思えるものを
食べられるだけ…
幸い、食べてはいけないものはほとんどないので
本人が美味しく食べられるものを中心に
食生活と、父の心を
支えていきたいと思います。
治すための、生きるための
治療・手術がうまくいって本当に良かったです。