この日のメインは日向終焉の海、情島沖。
レンタカーのドライブなのでいろんなところにいった。
灰が峰、海軍墓地をまわり、からすこじまをでたのが10時半を過ぎていた。
バイパスを通って音戸大橋・倉橋島北岸・早瀬大橋を渡り、能美島東岸を経由して江田島をぐるっと(江田島海軍兵学校、小用港、秋月港)、再び能美島東岸に出て早瀬大橋を渡り倉橋島の中央部を通って南岸の桂浜に出た。
ここで昼食のあと、民俗資料館で珍しいものを見て喜ぶ。
鹿島地区が段々畑で有名なところらしくてその地図。
畑を広げた人々の歴史を偲ぶ。
こちらは漁業権を示すもの。
わたしの両親祖父母、地域それぞれ、同じように土地を守る約束をしながら地道に粘り強く暮らしていただろうと。
民衆の生きた歴史といったところか。
水軍の根拠地だった山城の復元。
制作工程、なかなかの力作(横になってわかりづらい)。
ナウマンゾウの化石、瀬戸内海の原始を伝えている。
遣唐船の記念館、浜の東、遣唐船を作っていたということで、和船の特性なども伝える記念館、あと桂浜神社に参拝。
要するに歴史のある土地柄だということがよくわかった。
東岸の狭い道に難渋しながら情島沖、日向終焉の海を望む。
真ん中の小さな島が小情島、左側の長い島が情島。
これについては別の記事を立てるので多くはふれない。
その後も同島を東岸づたいに北上、音戸大橋を渡って地道を呉方面に移動し入船山公園に。
鎮守府の長官の邸宅、ここには海兵団から水兵さん上がりの父とはまったく別の雲の上の人物が暮らしていたわけだ。
雲の下が幸せか雲の上が幸せか・・・これは何とも言えないがと、ふと思う。
ホテルに帰って食事前に『この世界の片隅に』のれんが通りあたりを歩く。