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俺とおんなじだぁなどと喜ぶ

2010-11-23 10:46:13 | お絵かき帳2

 

 

良寛さんなど

偉大な人 歴史に残るほどの人の言葉は御馳走である

この言葉なら美味しく食べられる

 

 

真冬の凍てつく日々

五合庵に一人

ボロ行燈の傍に寄り

ゆらめく暗い黄色い光に本をかざし

物思いに耽る日々を過ごしたんだね

 

いいね

俺は何にも取り柄はないけど

一人遊びだけは子供の頃から得意だった

良寛さんも同じ人だったと思うと

その一点だけで

この人が身近になる

 

人と交わるとふと寂しさがつのる時もある

沢山の人と交わるほど孤独の意味がひしひしと伝わってくる

一人でいる時だけ孤独を忘れる事が出来る

自分がカタワだと思う時

世間さまとずれていると感じる時

こんな立派な人でも

自分とおんなじ感覚を持っている事を知ると

ホッとする

自分の仲間がいる事がとても嬉しい

 



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