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AB19450916VIRGO
 

所有ってえのは

2010-05-08 21:55:46 | 自分への語り事
妻は 福島へ出かけた
明日は母の日
義母に会いに新幹線で出かけた

しばらくご無沙汰してるから 行ってくる
駅まで送って

よろしく伝えてくれ

今朝出勤前に 駅へ送った

今日は定時で仕事を終えた
一人ご飯なのでスーパーへ寄った

帰宅して洗濯物を取り入れた

二人所帯でも それなりに干すものはある
弁当の空箱をシンクに置き 水をはってうるかす

ピンチから洗濯物を外し
ハンガーの衣類をベッドに散らかす

で タオル類 寝間着 妻の下着と分類してたたんだ

で 俺の所有物?

靴下一足 トランクス一枚 Tシャツ一枚 仕事用ワイシャツ一枚

で それだけ

後は シーツ タオル類 妻の寝間着 妻の下着類 妻の衣類 
俺のは 四つだけ
片手でポイだ

こうやって 並べて見ると
俺はとっても質素な人間だ
これだけの衣類だけで日常を送ってる

しみじみ見たが
やっぱし 俺のはこれだけだ



地元農家の不揃いで100円で売ってた蕪と冷蔵庫の大根で朝用の漬物を塩漬けする

朝は漬物が旨い

やはり 典型的草食人間だと改めて思う

でも 一番空腹なのが朝
ご飯二膳か三膳
味噌汁と漬物があれば満足

昼は小さな弁当で十分だし

最近は夜が少食になった
昔の自分から比べると三分の一の量だ
全く 省エネの体になったものだと思う



一人の時は既製品を買った方が安くつく

298円のメンチカツ弁当 300円の鯵の刺身 今朝の残りのさつま揚げ
こんな少ない量で腹一杯になる
10年前までは 市販の弁当はオヤツ替わりだったはず
弁当二つで まとりあえず空腹は収まったと

しかし何であんなに食えたんだろう?
今思うと不思議だ

K太用に購読している漫画日本史を読み
サライを読み のんびりと飯にする
休日前の夜は なんかのんびり出来る

所有物

メン玉飛び出すほどの絵でも 美術館へ行けば 2時間以上豊かな気分になれる

入場券払えば アールデコでも 大正ロマンでも 戦国のデカイ城でもどっぷり浸れる

広大な緑なす平野でも でかければ十分堪能できる

見事な仕立ての庭園や茶室なども 僅かな金を払えば
まるで自分の庭のように 一刻を過ごすことが出来る

現代は金がない貧乏人でも
贅沢な空間や 見事な陶器漆器などを鑑賞出来る

自分が所有すればその維持費購入費は気が遠くなる金額になるだろう

所有できないものがある

人だ

奴隷制が行き渡った社会であれば
人を金で買い 自由に出来る

人とゆうものは たとえ奴隷であっても自由意志はある

人の心の自由は金や力で買えない

もっとも 3万円なら売らないが 一億なら売る人もいるかも知れない
人それぞれだ

親子であろうと 友人であろうと 恋人であろうと 夫婦であろうと
人の繋がりは 両方の合意に基づくものだ

夫婦の場合は 法が公正な裁きをする
どちらの言い分が正しく どちらが正しくないか
だが 法で人の心の自由を縛ることはできない

結局

人は一方的に人を所有できない
互いの合意がなければ
その関係は成り立たない

互いに必要とした時のみ
その関係は成り立つ

人とゆうものは 難しく
人とゆうものは 可愛いものだ

所有

フェイクかな

所有

必要のない概念かな

所有

なん人も 人は所有できない
当たり前だ

自分のものではないけど
自分のもの

その感覚がわかれば






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