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近代 日朝間における外交関係の歴史データを拾う 3

2013-03-22 21:29:30 | 極東古史考

当時のアジアの政治状況を見る

西欧列強による植民地化が進んでいた
インド ミャンマーは英国領となり
インドネシアはオランダ領
ヴェトナムはフランス領
清帝国は虫食いの状態になり
満州内蒙古はロシアに浸食され
朝鮮半島はいずれロシア領となっただろう

当時 西欧諸国は帝国であった
一人の王のもと政治は彼の一存で動いていた

日本も その形態を学び帝国となった

当時の日本人の目で見て見よう

アジア諸国は 列強の植民地になって 主権が奪われた
近隣の 満州は露西亜が進出し 朝鮮半島はロシア領になるのは時間の問題であった
それはすなわち 日本が列強のいずれかの植民地になる と言う事である
アジアは列強の支配下に置かれる

明治革命を終えたばかりの弱小の日本にとってかなりの難問であった
このまま 傍観視すれば わが身に降りかかる

日本は朝鮮半島の李氏朝鮮を説得する必要があった
彼らを自主独立させ 露西亜からの植民地化を防ぐ
それは日本にとっても緊急で重要な課題でもあった

清は既に 西欧列強によって半植民地されている
彼らには 朝鮮を守る力はない
そのためには 清と朝鮮を分離する必要があると考えた

当時 清は西欧で作らせた最新の戦艦を保有していた
許可を得ず 勝手に日本に寄港し その軍事力を誇示していた

軍事力の数字だけ見れば 日本にとって優位に立つのは非常に難しかった

日本にとって幸運だったのは 彼らが最新鋭の軍備に甘んじ
軍の綱紀が緩み 戦闘員が驕り高ぶっている事だった
兵が艦内で飲酒し 博打に耽り 規律が乱れている事だった
綱紀の緩みを観察し 情報を得て 開戦を決めたのだろう
清は 半島のロシア領化を防ぐことは出来ない と

しかし 李氏朝鮮は国際関係を理解する能力がなかった
閉じこもって 旧態以前のセオリーを保持するだけであった

日朝の不幸はここに始まる そんな過去の事ではない

現代の庶民として 考える

大局的善意は 彼らは理解できないと思う
目先の 目に見える優しさしか理解できない
自立に伴う苦痛を 自分以外の者の強制と拒否する

彼らは 批判と非難を区別できない
批判はすなわち批難であり パブロフの犬のように 条件反射で一瞬で反発する
批判は成長の為かかせない 非難は聞き流せばいい 論理性がないのだから
聞く耳を持たない者とは 語り合う必要はないのではなかろうか

彼らの運命は彼ら自身で決めてもらう
我々は 黙って見ている
攻撃もしない 
話し合いも無駄だとわかったからだ

好きなようにすればいいのではないだろうか
浮ついて調子に乗れば 国際的な墓穴を掘る可能性が高い
或いはうまくいくかも知れない 
何が正しいかはを求めるのは無意味だ
正解は無限にある

選ぶのは あなた方の自由だ

それが自分の考えの答えだ

そう先を待たず
いずれ中朝韓は世界から孤立する
社会常識 政治常識が 国際常識があまりにも異なる
そうならない事を希望する が
失われる可能性も高い
露西亜の衛星国にならない事を希望する


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