ネイチャーアクアリウムによく使われる超定番有茎草ロタラ系
丈夫で育て易く、トリミングにも強いため後景に使用するにはうってつけですし、色彩のバリエーションも多いためどこのショップでも入手しやすく、うちでもかなり多様しています
そんなロタラ…種によってかなり性質が異なり、そのあたりを理解してレイアウトを組むとより使い易く完成度も高まるかと感じます
私の育成下で感じることを、ロタラ3種で比較してみます
グリーンロタラ
葉も茎もすべてグリーン一色のロタラで、他のロタラとの区別がつきやすいロトンディフォリアの一種です
入門種に最適ともよく言われますが、生長に意外と癖があり、私自身は中級種と捉えています
群生した美しさを出すには高光量が欠かせず、またロタラにしてはかなり根張りが強いので根からの栄養吸収が有効です
また、光の性質に敏感なようでメタハラ環境では縦伸びしやすく、蛍光灯下では匍匐しやすい特徴があるようです
底床の肥料切れには弱く、ソイル環境でも底床の栄養分が切れてくるといち早く白化や新芽のイジケ現象が出やすいように感じます
美しく長期維持するには定期的な追肥が有効なようです
高水温に弱く、夏場真っ先に影響が出やすいように感じます
30℃近くなると明らかに生長がストップする現象がみられます
ロタラインディカ
ロトンディフォリアの一種で最も赤く色づく種です
レイアウトの彩りにはもってこいですが、鮮やかな赤を引き出すには鉄分の補給が効果的です
意外に整った茂みを維持するのが難しく、一本だけ異常な速さで伸びたりとんでもない方向を向いて生長するものが出たりする傾向が見られます
生長速度の早さともあいまって、割りと頻繁なトリミングが必要になってきます
セイロンロタラ
スリランカに分布するロトンディフォリアの一種で、ポピュラーな割りに未だに学名も確定していません
おそらく最も栽培が容易なロタラで、通常の水草水槽の設備さえあればなんの問題もなく生長します
またトリミングにもやたらと強く、差し戻しなしでもかなりの長期維持が可能です
生長速度はこの三種の中で最も早く、混植していると丈を揃えるのにトリミング丈の調整が必要です
三種の中でいちばん茎が細く、柔らかい印象が出しやすい草です
根張りは弱く、底床肥料よりも液肥が有効なようです
いいことづくめなようですが、どうも生長に一貫性がなく、それぞれが好き勝手な方向に伸びる傾向があり、整った茂みを作るのに意外と苦労します
また、CO2をあまり過剰に添加すると、節間が間延びして不格好になってしまう傾向もあるようです
うちでは30キューブの後景にほぼこれのみを植栽しているため、頻繁なトリミングに追われています
草姿はどれも似通ったロタラ系のこれらでもそれぞれに性質が異なり、育成してみるととても興味深いものです
例えば生長速度ひとつとってみると、セイロン>インディカ>グリーンという感じで、うちの環境では倍近い差が見られます
そんな性質の違いを念頭に適材適所を考えたり、単植混植を使い分けたりもまた楽しみ方のひとつですね
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丈夫で育て易く、トリミングにも強いため後景に使用するにはうってつけですし、色彩のバリエーションも多いためどこのショップでも入手しやすく、うちでもかなり多様しています
そんなロタラ…種によってかなり性質が異なり、そのあたりを理解してレイアウトを組むとより使い易く完成度も高まるかと感じます
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グリーンロタラ
葉も茎もすべてグリーン一色のロタラで、他のロタラとの区別がつきやすいロトンディフォリアの一種です
入門種に最適ともよく言われますが、生長に意外と癖があり、私自身は中級種と捉えています
群生した美しさを出すには高光量が欠かせず、またロタラにしてはかなり根張りが強いので根からの栄養吸収が有効です
また、光の性質に敏感なようでメタハラ環境では縦伸びしやすく、蛍光灯下では匍匐しやすい特徴があるようです
底床の肥料切れには弱く、ソイル環境でも底床の栄養分が切れてくるといち早く白化や新芽のイジケ現象が出やすいように感じます
美しく長期維持するには定期的な追肥が有効なようです
高水温に弱く、夏場真っ先に影響が出やすいように感じます
30℃近くなると明らかに生長がストップする現象がみられます
ロタラインディカ
ロトンディフォリアの一種で最も赤く色づく種です
レイアウトの彩りにはもってこいですが、鮮やかな赤を引き出すには鉄分の補給が効果的です
意外に整った茂みを維持するのが難しく、一本だけ異常な速さで伸びたりとんでもない方向を向いて生長するものが出たりする傾向が見られます
生長速度の早さともあいまって、割りと頻繁なトリミングが必要になってきます
セイロンロタラ
スリランカに分布するロトンディフォリアの一種で、ポピュラーな割りに未だに学名も確定していません
おそらく最も栽培が容易なロタラで、通常の水草水槽の設備さえあればなんの問題もなく生長します
またトリミングにもやたらと強く、差し戻しなしでもかなりの長期維持が可能です
生長速度はこの三種の中で最も早く、混植していると丈を揃えるのにトリミング丈の調整が必要です
三種の中でいちばん茎が細く、柔らかい印象が出しやすい草です
根張りは弱く、底床肥料よりも液肥が有効なようです
いいことづくめなようですが、どうも生長に一貫性がなく、それぞれが好き勝手な方向に伸びる傾向があり、整った茂みを作るのに意外と苦労します
また、CO2をあまり過剰に添加すると、節間が間延びして不格好になってしまう傾向もあるようです
うちでは30キューブの後景にほぼこれのみを植栽しているため、頻繁なトリミングに追われています
草姿はどれも似通ったロタラ系のこれらでもそれぞれに性質が異なり、育成してみるととても興味深いものです
例えば生長速度ひとつとってみると、セイロン>インディカ>グリーンという感じで、うちの環境では倍近い差が見られます
そんな性質の違いを念頭に適材適所を考えたり、単植混植を使い分けたりもまた楽しみ方のひとつですね
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ロタラ系はネイチャーアクアリウムに欠かせない草ですね
各種の特徴をを掴むといっても大袈裟には考えずに、縦伸びしやすいとか匍匐しやすいとかでレイアウトの位置や組み合わせを考えればオーケーですよ
トリミングにも強いですし手に入れ易いことも魅力ですね
ロタラは一番最初に使った入門水草です。
しかし、扱いやすく強い割にデリケートな水草の1つなのですね。
インディカの赤みは葉の回りが茶色くなる感じでここまで赤くでたことはありません。
生長速度の違いがあるとトリミングして差し戻しをする時の個々のタイミングが難しそうですね。
ロタラ系はデリケートというよりも、条件に素直に反応する…といった感じですね
光量、CO2添加量、肥料の具合などによって素早い反応を見せるといったところでしょうか
トリミング技術を学ぶのにもうってつけです
インディカの赤は高光量と鉄分補給で割りと容易く引き出せます
時折普通のロトンディフォリアがインディカとして出回っていることがあり、その場合はそこまで赤くなりません
ご注意あれ