ハラル認証の化粧品：信仰と美容の融合

【ハラル認証の化粧品：信仰と美容の融合 】

おはようございます。創業65年基礎化粧品一筋のローザ特殊化粧料(rosa603special）は、東京都で一貫製造しています。私、試作開発のSでございます。

最近、新聞でこのような記事を読みました。

『非常食、ムスリムも安心』

ムスリム(イスラム教を信仰する人々)は豚肉とアルコールの摂取を禁じられています。豚肉以外も、定められた処理法でなければ食べられないため、日本での食生活に気をつけなければなりません。

ムスリムのある女性が体験したお話です。ある日、自然災害で非難しなければならなくなった際に、急いで避難場所に向かったため、初めての経験で食料は持って行かなかったと言います。その時の災害は小さかったので、自宅に被害はありませんでしたが、もし、長期の避難になっていたら、食事に困っていたと言います。そこで、ハラール認証の非常食があると嬉しいと振り返っていました。

ハラールが定められている理由は「体を健康的、清潔、安全に保つこと」を神アラーが望んでいるという考え方が基本です。それに従い、生活することは重要なことで、背くことはムスリムにとって罪を犯すことになるのです。

ムスリムが食べられる食品は日本でも発展してきていますが、非常食となるとまだまだ発展途中の様に感じます。

この記事を読んで、私は、ムスリムが安心して使える『ハラル認証の化粧品』を開発してみたいと思いました。

イスラム諸国の現地では何も考えず購入できた化粧品ですが、日本で販売されているものは、ムスリムにとって使用可能なものなのか全く判断できないのは食品と同様、化粧品にも言える事です。表示されていなくても、豚由来成分を含むケースがあるからです。

デパートの化粧品売り場に並んでいるものも、ハラール認証を受けているものがぼとんどありません。ムスリムが使用できるかは、メーカーに原材料の確認をするしかないのです。ですが、メーカー側でも回答できないことがしばしばあり、使ってよいかどうか判断するのは困難を極めるといいます。

原材料はもちろん、製造過程でも豚由来のもの、アルコールが使われていない条件で製造されていないこと。さらに、製造に従事する従業員のハラールへの理解、管理体制も求められているため、簡単なことではないのです。

女性にとって化粧品は生活必需品。

現状、国内のメイクアップ製品を製造してハラール認証マークがある製品には豚やアルコールなどの禁止成分は一切含まれていないことを保証し、製造環境もイスラム法の基準に則った商品ということを確認されているもの。ムスリムの方にとってはもちろん、健康志向の方にとっても安心して使用できる商品になるという事です。いるOEMメーカーでハラール認証認定のところはあまりありません。しかし、弊社のようなOEMメーカーは原料収集から製造、製品化まで一括して行うため、ハラルかどうか質問が来ても断言することができるもです。ムスリムの方々に正確な情報開示を行い、安心して使用できるものをお届けしたい！また、それは、ムスリムだけでなく全国民に安心安全で使用出来るという事をアピールできる化粧品開発をしていきたいと思いました。

▲ハラル認証の化粧品：信仰と美容の融合

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