今の会社の人事の一番大事で力を入れているのが、メンタルケアーです。日本で今うつ病患者は800万人と言われています。予備軍まで入れると2000万人。100人の従業員がいたら、8人がうつ病にり患しているという計算ですか。日本の企業も10年前に比べるとメンタルな病気に関して大分理解が深まりました。特に人事担当者が今、関心が高まっています。何故なら仕事ができる人にうつ病が多いからです。
今、どこの会社でもリストラが広がっています。つい最近まで「世界の亀山モデル」で破竹の勢いのあった、SHARPの存続が危ぶまれています。パナソニックも元気がありません。今液晶テレビでは世界で韓国が優勢に進めています。何故そうなってしまったのか、優秀な研究者の世界流失が考えられます。そしてもう一つがメンタルケアーです。どんな仕事にもいえますが1割の優秀な社員と1割のダメ社員がいて残りの8割は普通の社員です。今のリストラは従業員の1割を超えて、普通の社員もリストラします。
希望退職を募ると優秀な社員は直ぐに今より条件の良い企業に、転職をして割増退職金をもらって辞めていきます。その優秀な社員が韓国でより良い製品を開発して、今やメイドインジャパンは消え去り、どこの国でも韓国製品が売れ筋です。日本製品は売り場に並んでさえありません。どうしてそこまで日本の製造業は落ちてしまったのでしょうか。付加機能を付けた高級志向に走ったのが、間違いです。
テレビはきれいにちゃんと写ればいいんです。1週間前の番組が見れる必要はないんです。しかしうつ病は精神疾患では一番多い病気で、悪化すれば仕事もできなくなります。しかも1割の優秀な社員にり患率が多いから問題が深刻なんです。ダメ社員は殆どうつ病にはなりません。うつ病になる人はセンシティブな人が多いからです。優秀になればなるほど、ストレスに弱くなります。以前は研究者は研究だけしていればよかったのですが、最近はある程度年季が入ると後輩の面倒もみさせられます。
書類仕事も多くなりました。本来の研究の時間が削られてきて、自分のスケジュールに他の仕事が多くなってきます。研究は思ったように進みません。当然ストレスが増えます。適量のストレスは仕事をはかどらせますが、過度のストレスは良い影響は与えません。早くメンタルケアーのプロのところに行けばいいのですが、研究以外は苦手な人たちはなかなか病気を認めません。気ずいたらもう、重症な域に達していたというケースが多いようです。うつ病は心の風邪だと言われますが、風邪も悪化させると、大変な病気になります。
連休3日目。今日は天気がいいしクリスマスイブです。彼女、彼氏と一緒に過ごせれば最高ですけど、一人のクリスマスイブを過ごす方へ。ケーキを買って七面鳥を買ってシャンパンを買って一人で盛り上げましょう。異性との関係はうまくいっている時はいいですが、悪くなると最悪です。彼女、彼氏のうちは分かれれば済みますが、離婚となると結構体力が必要です。
明日は休日の過ごし方を考えましょう。