日本は週末の朝ですね

世の中おかしいことが多いですが、そのおかしいのがその時期の普通の出来事になるのですね。統合失調症の人はそのおかしさを受け入れることができないのですね。ある出来事が起こる可能性を調べると一般の人は実際に起こる確率よりも大きな確立を予想します。逆に抑鬱状態にある人のほうが正解に近い確率を予想します。
ユングはある精神の病気は次の段階に進むステップだと考えました。統合失調症を除いて。前置きが長くなりましたが週末の天気はあまりよくないようですね。天気が病気に大きな関係があります。天気と言うよりも気圧がその人の持っている病気に作用します。これは精神科だけでなく、整形外科で腰や足の手術をした人が雨が近くなると痛みが増す、というように、うつ状態の人のうつはいつもよりきついようです。うちの病院の精神科の平均入院日数は１０日以内ですが、どうして日本は３５０日以上になるのでしょうか。確かに統合失調症で幻聴が止まらず、このまま外に出すと危険を及ぼすような患者は外に出さないで、そういう人のための施設に移します。
アルコール依存症の患者は解毒して、幻覚がおさまらないようでしたら１週間おきますが、それがなくなれば、ＡＡに行っていただきます。医療費の関係でアメリカと日本の患者と病院の関係が違うのでしょうね。