心は元気ですか?

最近心の健康が日本だけでなく、世界中でおかしくなっているように思います。そう思う方読んでください。

3日間UCLAに学会で行ってきました

2010年01月14日 07時36分19秒 | Weblog
パソコンを持っていかなかったので、投稿できませんでした。ごめんなさい。カウンセリングの途中でしたね。インテーク面接の話は終わったと思います。これからが本当の始まりです。決められた時間、同じ曜日に、同じ場所というのが原則です。普通だったら困ったときとか相談にのってもらいたいですよね?でも心理療法ではそういうことはまずしません。目的が悩みや不安の解消でカウンセラーなしで自分で自立して生きていくことのありますから。
鍋の中で煮物を作っていることを想像してください。やたらに蓋をとったら美味しい煮物は作れませんよね。だんだんラポール(信頼関係)が出来上がってきて、何を話しても受け入れてくれる、という気持ちを持てたら、カウンセリングの50分の終了は次の50分のカウンセリングに続くと自覚されたらとても良い方向に向かっています。カウンセラーがいない時も、クライアントは心の中でセラピストとの話が出来上がっていきます。ここまで発展するにはセラピストの力量が大きく左右します。
多くのクライアントの最初の主訴と本当の問題が少しづれているのが分かってきます。それに対しても最初の頃のクライアントと違って、問題に直面して解決しようとする気力がわいてきます。カウンセリングも収束の時期に入ります。内因性疾患、統合失調症、躁うつ病以外の病気は処方薬とカウンセリングで概ね良い方向に向かいます。
最後に悪いカウンセラーを教えます。
1.スーパービジョン、教育分析を受けていないセラピスト
2.やたらテスト(知能テストや性格検査など)をするセラピスト
3.決められた時間を曜日にいないセラピスト。時間や曜日を変えるセラピスト
4.クライアントよりたくさん話すセラピスト
5.カウンセリング中に電話に出たりして、セラピーが中断するセラピスト
6.何人かのセラピストがいて、自分の担当でないセラピストに頻繁に変わる相談所
7.4,5回セラピストと会って、話してみてどうも自分と合わないと感じた場合
一応今思い出す例をあげました。こういうセラピストとは早く縁を切って新しいセラピストを探したほうが良い結果を出します。
明日は転移と逆転移について話します

最新の画像もっと見る