僕のうつ病は良くなることはならず、結局会社を休職することになりました。朝起きることができず、食事も最低限しか摂ることがことができず、活動が停止していました。唯一できたのは医者通いだけでした。それも眠剤が欲しいだけで。テレビも見ることもなく、本を読むことができなくなりました。妻と娘3人と別れることが決まるとますます、悪化していきました。僕が離婚届けに署名するのを拒み、妻は家庭裁判所に調停を求めました。
結局調停不備に終わりましたが、世話になっている人に言われて、結局離婚が決まりました。それまで鬼のような顔の妻の顔が幸せの顔に変わりました。それから2ケ月5人の生活は幸せの生活でした。僕のうつ病は少し改善していきました。朝起きれるようになり、食事も少しづつ摂れるようになりました。それでも新築した家を売り、2台の大きな引越車がそれぞれの荷物を運び出して、妻と3人の娘は実家に、僕は横浜の実家に引っ越ししました。
医師から紹介状をもらった僕は妹の紹介で精神科医を選びましたが、女医は私には診れないからと、別の精神科医を紹介されました。そのクリニックは僕の家から結構遠く、通うだけで疲れましたが、眠剤なしでは眠れないので、仕方なく通うことになりました。
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