心は元気ですか?

最近心の健康が日本だけでなく、世界中でおかしくなっているように思います。そう思う方読んでください。

昨日の続きです

2010年01月04日 07時33分21秒 | Weblog
ピアジェとエリクソンという有名な発達心理学者がいます。ピアジェは幼児の問題に対しての誤等に着目した少ない科学者です。普通の人は間違えたかで済ませてしまうものを、ピアジェはなぜそのような誤等をしたか、聞きました。水に赤いから浮く、四角いから沈む、といった大人とは全く違う思考方法を発見しました。エリクソンはその年齢で必要な要素を獲得しないと生きていく上で問題が生じるといった仮説を発見しました。
しかし2人とも心については何も触れていません。心理学が進化するにしたがって最初は行動に着目し、次に認知が全盛期を迎えています。確かにうつ病は脳内物質セレトニンが少なくなることでおこりますが、現在の抗うつ薬は風邪薬と同じであくまでも対症療法です。熱やせきや鼻水を抑える風邪薬と同じで根本的にうつ病を治す薬はありません。脳の働きだけで考えるとここでストップしてしまいます。やはり心の問題を考えなくてはなりません。仏教でいうところの阿頼耶識、これはフロイトやユングのいう無意識に当たると思います。この無意識と心が密接に関係していると思われます。そして魂につながっています。
三島由紀夫の最終作、全4巻の豊饒の海は輪廻転生を扱った物語です。三島は理論的に阿頼耶識を理解したと言われています。明日に続けます

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