人間には誰でも調子が良い日、悪い日があります。その良い悪いが普通の人の基準に当てはめると、とんでもない差があると両極性障害という診断されます。躁状態になると荒唐無稽のとんでもない話(妄想ですね)をしたり、お金もないのにカードで沢山の買い物をしたりします。逆にうつ状態に入ると、うつ病患者と同じように布団から出るのも嫌になり、自殺願望もでてきます。医師は主に炭酸リチウムを処方しますが、うつ状態になった時にどのくらい抗うつ剤を処方すればいいのか、非常に悩みます。少なければ状態が良くならないし、多すぎると今度は躁転してしまい、躁状態になってしまいますから、この病気が治療の一番難しいのではないかと思います。また躁と鬱の周期が患者それぞれで、全く違います。でも皆さんの周りでやたら期限の良い時と、悪い時がある人いませんか?そんな人はこの病気の軽い状態の人かもしれませんね。この病気はまず医師との信頼関係をまず築かなければなりません。そして治療にも長い時間をかけて続けなければなりません。薬の適量が分かれば、通常の生活が可能です。あせらずゆっくりと良くなりましょう。
肇
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