以前も睡眠のことについて、話した事がありますが今日も睡眠について話します。私は寝つきもいいしとてもよく眠れて寝起きもとてもいい、よく寝た気がするという方は今日は読む必要がありません。うつ病になると、まず最初に睡眠障害がでてきます。なかなか寝付けない。寝つきはいいがいつもよりとても早く目覚めてしまう(早朝覚醒といいます)、目覚めたとき寝た気がしない、という症状が1週間以上続いたら注意が必要です。1日から3日間ぐらいこういう状態があてはまるという方はいつもと違うなにかがあったのではないか?枕を変えた、引越しをした、つまり今までとは違う条件で寝る事になれば誰でも慣れるまで以前のようにねむれません。以前と全く変わらない睡眠条件で上記のような症状がでてきて、特に朝がおきるのがつらく、何もする気にならないとなれば、大体うつ病を疑ってみます。この状態で直ぐ総合病院の精神科やメンタルクリニックに行って、ドクターに診てもらえば、案外早くもとの状態に戻ります。どんな病気でも早期治療が一番効果があります。3人に1人はうつ病またはうつ状態の経験があるという日本ですから、躊躇せず医師に診てもらう事をお勧めします。精神科というと何か特別の目で見ていませんか?現在はそんな事ありません。行ってみると良く分かりますが、患者さんはみんな普通に見えますから。今日から仕事という方も沢山いらしゃると思いますが、元気で今日一日だと思って頑張ってください。まだまだ休みが続くという方は食べて寝てテレビを見ているだけ、という方は、仕事始めはきついですよ。どこでもいいから出かけてください。正月なのに僕のブログを読んでいただいた皆様に感謝します。
肇
肇