郡上長良の亀尾島川  郡上で楽しむ 渓流・鮎釣り

被災者の方々のために、私たちに出来ること!

被災者の方々のために今何が出来るか、それは買いだめをしないことだと思います。

このポスターはとても解りやすく、素晴らしいポスターです。

買いだめをしないようにし、分け合う気持ちを大切にして被災された方々を応援しましょう。

◇まとめ買いやめ冷静に 本当に必要な人に届けるために

 困ったことが今、起きています。大丈夫だった地域のコンビニやスーパーでインスタント食品や水、生活用品などが少なくなっているのです。一人一人が買いだめやまとめ買いをすると品不足になり、ものを本当に必要としている場所には何も届かなくなります。

 被害のなかった人は慌てることはありません。冷静に暮らしましょう。電気やガソリンのむだ遣いも、被害を受けた人に回る分がそれだけ少なくなります。

 ボランティアはまだ早すぎます。

 「出かけて、直接に何かをしたい」という気持ちは大切です。でも、鉄道や道路はずたずたです。この地震の被害から立ち直るには、長い長い時間がかかりそうです。半年、1年たって手伝いに行っても、十分に役に立つはずです。その時に備え、体を鍛えましょう。

 ◇お小遣い寄付して手助けも 洋服や食料送るのはタイミングが大切

 交通費をかけて行くのならば、その分を募金に寄付した方がいいでょう。

 寄付したお金は、生活に必要なものや食べものなどに使われ、ひどい被害を受けた人が再出発するのに役立ちます。

 日本赤十字社や被害にあった県が受け付けており、毎日新聞でも寄付ができます。100円や500円の少ない額でも構いません。お小遣いや、入学や進級のお祝いにもらったお金の一部を寄付するのは、簡単にできる手助けです。

 避難所で生活する人は着るものにも食べるものにも不自由しています。洋服や食料を送ることもできますが、タイミングとやり方が大切です。今、直接送るのはかえって迷惑になるだけです。

 1995年の阪神大震災の時は、たくさんのものが送られてきましたが、中身を確かめたり整理したりするのに人手と時間がかかり、必要な仕事ができないこともありました。

◇世界が見つめる日本のがんばり

 この地震でびっくりし、うれしかったのは世界各国の人が日本と日本人をほめて、励ましてくれていることです。

 アメリカの新聞は、阪神大震災の時に東京支局長だった人が「日本の人々には本物の忍耐力がある」とたたえ、「これからの日本に注目すべきだ。間違いなく学ぶべきものがある」と書きました。

 「どなり合いもけんかもない」「本当に強い国だけがこうした対応ができる」と書いたのはベトナムの新聞です。

 イギリスの新聞は1面トップで日の丸の赤い円の中に「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」と日本語の大見出しの紙面を作りました。「日本は津波の被害から立ち上がろうとたたかっている」と書いています。

 この地震は日本人すべてにとって、とても大きな困難です。でも、みんなの力を合わせて乗り越えられれば、日本はもっと住みよい国になるでしょう。

 少しの力が大きな動きになります。今、1カ月後、半年後、1年後に何ができるか。家族や友だちとまず話し合ってみましょう。

      毎日新聞編集局次長 中村秀明 の掲載記事より

 上記内容がネット上で掲載されていました。

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