郡上漁協では、10月から11月にかけてアマゴの親魚・発眼卵・秋期放流が行われました。
郡上漁協では野生アマゴの増殖事業に力を入れています。
親魚放流、発眼卵放流によって生まれた個体は、稚魚放流に比較して生残率が高く、見た目もより美しいとされています。
・親魚放流
野生の雄アマゴとの交配を促し、自発的に産卵させます。
10月上中旬に管内全域において、産卵直前の雌アマゴ210kgを放流しました。
費用対効果の高い放流手法で昨年より110kgの増量となっています。
・発眼卵放流
11月中下旬に管内全域において、15万粒の発眼卵を埋設放流しました。
稚魚放流に比較して河川での生残率が高いとされています。
・秋期放流
11月26日に那比川へアマゴの秋期放流81kgを実施しました。
稚魚と成魚の中間的なサイズ(約50g)のアマゴを秋に放流し、河川内で生育させることで、野生味のあるアマゴに育てます。
3年間の試験放流の結果から放流効果の高かった那比川に限定して放流を実施しました。
この他に、5月から6月にかけてアマゴ稚魚1,200kg(24万尾)も放流済みです。
こうした郡上漁協の取り組みで、解禁から渓流釣りが楽しめています。
郡上漁協管轄でのアマゴは採捕制限があり、15cm未満は持ち帰り禁止ですので、釣られた場合は再放流をお願いします。
郡上漁協HPより 郡上漁業協同組合 清流長良川と共に自然と漁場の環境を大切にしています。 (gujo-fc.or.jp)