長良川上流郡上漁協では、野生アマゴの増殖事業に力を入れています。
アマゴの産卵場造成・親魚放流・発眼卵放流を実施 。
産卵場造成
9月下旬から10月上旬にかけて管内で95箇所の人工産卵場を造成しました。
野生魚の自発的な産卵を促します。
親魚放流
10月上旬に産卵直前の雌アマゴ100kgを放流しました。
野生の雄アマゴとの交配を促し、自発的に産卵させます。数日後に産卵行動を確認しました。
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発眼卵放流
11月上中旬に15万粒の発眼卵を埋設放流しました。早いものではそろそろ孵化が始まる頃です。
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昨年に引き続き、今年度もアマゴ秋期放流を試験的に実施します。翌春の成魚放流の一部を前もって放流し、河川に馴染ませることで野生味のあるアマゴに育てます。放流は11月下旬から12月上旬にかけて、予定量は445kgです。詳細は放流後にお知らせします。
今シーズン結果として、解禁当初は低水温と渇水によりなかなか釣れだしませんでしたが、3月上旬の出水以降は徐々に釣獲されるようになり、サイズは天然魚より一回り大きい印象でした。試験放流を数年間実施し、河川ごとの結果をみながら秋期放流の効果を検証していきたいと思います。
上記の内容は、郡上漁協HPに掲載されています。