ここからは
義眼作成までの事を綴りたいと思います
私は無眼球です、眼球の摘出によって目玉をまるっと執った状態です
眼の周りの組織(瞼や涙腺)は損傷なく残っているので瞬きもでき泣くと涙も普通に出ます
無眼球の部分は(中)ちょうど口の中の状態をよく似てます、ピンク色の粘膜になってます
http://plaza.rakuten.co.jp/nishiwakiganka/diary/201607150000/
(⇧無眼球で義眼を外した状態が紹介されてます、興味ある方は見てみてください)
人によって、眼の中の状態が違います
怪我や事故だと眼の中の状態によって制作の仕方も違うと思いますし、小さな子供さんですと幼いころからずっと 成長とともに作成し、骨格が決まるまで義眼作成は続くそうです
入院中、出張で義眼師さんに仮のを義眼入れてもらった時を思い出します...
本義眼(作成した義眼)までは、なるべく眼の中の体積を確保する必要があるそうで、そのために大きな仮の義眼を入れておきます
と説明がありました
もし、確保しないで仮の義眼を入れとかないと、中の肉(組織)が普通に傷口を塞ぐように盛り上がってきてしまい義眼が入るスペースが無くなってしまうからです
ジャラジャラと義眼師さんが沢山ある義眼の中から私の空洞の左眼に
「ちょっと失礼しますね。」
と、代わるがわる眼の様な仮の義眼を入れていきます
何個目かの仮の義眼で
「ちょっと、眼の黒目の位置とか、今は全然 合ってませんけど...眼の中の確保が大切なのでこれでしばらくお願いしますね。」
と、しばらく本義眼の代わりに入れておく義眼が決まりました
またまたトイレでどんなもんか見に行きます......
またもや
ホラーです...
黒目の位置が全く違う所を向いたままで、しかも出目金のように目玉が少し飛び出ています
"いったい、私の顔はどんなになるんだろう....."
両方の目から涙がまた こぼれ落ちました
次は本義眼が決まるお話を綴りたいと思います
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