昭和22年、地元岐阜で創業以来、65年という長きにわたり、
高品質な歯車技術で産業を支えてきた富士変速機。
その技術を使ったくし歯式立体駐車場「パズルタワー」が、
美濃市にあるテクノパーク工場で作られているということで、
ナイス西村こと、西村知穂さんがレポートしてきてくれました!
まず目をひくのが「パズルタワー」。
ここで、パズルタワーの仕組みを見させてもらいました。
これが、パズルタワーの要!「くし歯」。
このくし歯が動いて、車の受け渡しをスムーズにしてくれるから、
車の入出庫が早い!待ち時間が短縮されます。
↓くし歯で車を納める位置まで運んで、スムーズに受け渡し。
↓受け渡し終わったらすぐ、くし歯は次の車を迎えに行きます。
そして車は入庫。
本当に無駄なくスムーズな動きで早い!
そんなくし歯を作っている工場内も見て来ました!
これがくし歯の部分。ズラーっと並んでいます。
工場内を案内してくれたのは、
パーキング事業部生産部の山さん。
くし歯の部分を必要な長さに切断して
↓
縦の軸となるところに通して溶接。
溶接は、ロボットで行っています!
形が出来上がってきました。
これを、人の手で塗装。スプレーで丁寧に塗装していきます。
薄くても厚くてもいけない、そこは職人技!
最後に、ここで乾燥。
他にも、念入りに検査されるところ、
立体的に切断される最新機械など、いろいろ見させてもらいました。
さらに、パーキング事業部 技術設計部の山本さんにお話を伺いました。
◆くし歯トレイが独立しているから、地震のような揺れがおこっても落下することがない。
今までの震災等でも、車両の落下はありませんでした。
◆EV車の充電ケーブルが駐車場に組み付けてあって、
駐車中に充電できる、「EV充電システム」。
◆軽自動車専用の「エコ軽」
◆車イスでも近くまでいって車に乗りおりできるバリアフリー化
など、富士変速機の「お客様の理想をカタチに」というコンセプトのもと、
独自のモノづくりを展開しています。
街の立体駐車場で、くし歯を見かけたらそれは、
富士変速機のモノ!
入出庫が早いし、安心・安全です!
~左から、山さん、山本さん、ナイス西村~
富士変速機について詳しくはHPをチェック!