4月の熊本の震災の後、耐震について何か良い方法はないか
考えていましたが
何年か前、西方寺の和尚さんより京都の五重塔の内部が
特別公開の時だけ見れるとう話を聞いていて
それを、思い出しました。
早速、ネットで特別公開日程を確認したところ
4月29日~5月25日までで
一週間も無かったので
これは見に行くしかないと決めて行ってきました。
(入場の時のパンフレットです)
京都は、高校の修学旅行と会社の社内旅行と2回行ったことがありましたが
それ以来でした。
高速を降りて、街中を走り道路から五重塔が見えた時は、すごい迫力でした。
実際に近くまで行っら更にすごい迫力でびっくりしました。
こんなに大きい塔が大地震や台風で倒れないという事がすごいと思います。
今まで、何度も再建されて5代目の塔ですが、
すべて落雷による火災や原因不明の火災で焼失していて
地震や台風では倒れていないと言うことに驚きます。
文禄5年(1596年)の機内におきた大地震のときは、
南大門、北大門、中門、食堂、講堂など低い建物や門が倒れたそうですが
55メートルもある五重塔は、倒れなかったという事です。(三浦俊良著 東寺の謎より)
内部は、国宝なので触ることができませんが、
目測で約90センチの欅(ケヤキ)の心柱が中央にあり
その周囲に4本の丸柱、そしてその外側に12本の丸柱
合計17本の柱で支えています。
心柱の基礎の部分の石が見れるようになっていて
ものすごく大きい石の中央がくぼんでいてその中に心柱は建っています。
柱には、龍や菩薩様などの絵画が描かれていますが
風化してかなり薄くなっていました。
近くにいた、老婆の方が昔来た時はもっと鮮やかだったのにと言われていました。
他の建物の内部も見てきましたが、素晴らしい彫刻の数々に驚きました。
現在の建物に、この耐震技術が活かされないか考えてみました。
まだ、考えている途中ですが、今回見に行ったことでヒントはありました。
できるだけ早く実現に向けて商品開発して
これから家づくりを考えられるお客様が
安心して家づくりができるようにしていきたいと思います。
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富永清秀
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