先日、ブログで「三方良しから四方良しへ」という記事を
投稿しましたが、その中で歩留まりについて書いていますが
今回は、歩留まりについて詳しく説明したいと思います。
床材や壁材、断熱材など寸法や梱包量があり
その寸法や梱包量を元に材料出し(見積もり)をします。
また、家の設計は、モジュールという基準寸法があり
910m/m や1000m/m 昔の家などは980m/mや940m/mなど
その寸法を元に間取りを作ります。
1000m/mの部屋の6帖の寸法は3000x4000=12㎡ですが
910m/m の部屋の6帖の寸法は2730x3640=9.9372㎡になります。
床板の場合ほとんどが910m/m寸法に合わせてあり
長さ910x2=1820m/m巾が1尺303m/m(化粧フロアー)
でできていますので910m/mの部屋だと
1820m/mx2枚で3640で2730m/m÷303=9枚となり
2枚x9枚で18枚(3坪)が床材として必要ということになります。(余り無し)
一方1000m/mの部屋だと1820m/mを2枚使っても4000に足らず
もう一枚を少し使わないと4000m/mになりません。
余った分を次に貼るところへ回して使うこともできますが
材料によっては、目地を合わせないといけないものもあり
使うことができないこともあります。
(貼り方向や目地などで使う材料数が変わります)
そのまま使えたとして22枚必要になり
梱包数は4坪分必要になり2枚余るようになります。
この写真の家は、950m/mモジュールの家です。
6帖の部屋で計算すると20枚必要で4梱包(24枚)を取り寄せ
4枚余る計算になります。
また、部屋の設計で間崩れと言って910m/mや1000m/mを
基準にしながらも所どころその寸法ではない位置に壁を作ることがあります。
そういう部分が多いと材料の無駄な部分が多く出やすくなり
割高になるケースがあります。
(選ぶ材料寸法などで違います)
梱包はほとんどが1坪単位で
先ほどの床板でいうと6枚が1梱包(1坪)となり
3梱包で1部屋が貼れることになります。
これは、わかりやすく1部屋だけで説明していますが
家1軒分の床板を出してみないと余る材料などわかりません。
このように材料の寸法や梱包数と家の設計により
歩留まりのいい家とそうでない家がでてきますので
同じ坪数の家でも間取りが違えば同じ金額にはなりません。
(一概に坪単価では計算できません)
少しでもいい家を安く建てたい!
同じ性能や材料なら少しでも安いにこしたことはない!
と思われる方は、間取りと材料を一緒に考えて
無駄な材料が出ないような設計をする必要があります。
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