令和3年度情報通信白書序章「我が国におけるデジタル化の歩み」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/pdf/n0000000.pdf
2020年デジタル競争力ランキングでは、上位国には欧米だけではなく、2位シンガポール、5位香港、8位韓国等、アジアの国・地域も上位を占める中、我が国の順位は、2020年は63か国・地域のうち27位である。要因毎に見ると、知識、技術、将来への備えは、20位前後となっているが低下傾向にあり、人材に関する順位は46位、規制枠組みに関する順位は44位、ビジネスの俊敏性は56位である。日本は、過去、は世界有数の経済大国であった。ICT関連製造業についても、生産・輸出も1985年頃までは増加しており電子立国とも称されていた。
日本がデジタル化で後れを取った理由として、①ICT投資の低迷 ②業務改革等を伴わないICT投資(外注化依存等) ③ICT人材の不足・偏在 ④過去の成功体験から、個別最適による業務改善が中心となり抜本的な変革ができない。 ⑤デジタル化への不安感・抵抗感(高齢者増)⑥情報セキュリティ・インターネット等の利用者のデジタルリテラシー不足。以上が考察される。
2020年以降、コロナ禍の対応として、リモートワーク・オンライン教育・医療のオンライン化等、デジタル対応が急速に進展している。
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