朝10時に岩手に出発しました。今回の旅で一番印象深いものの
一つが山でした。新緑萌ゆる飛騨の山ですが中濃地方に住む私
にも違和感がありません。
15:00 220kmで富山に入ります。雲で山々は見ることができ
ませんでしたがパイパスの高架から見下ろす風景は水田に囲ま
れ道路によってのみ繋がる家々が水鏡に浮かぶ小さなお城のよ
うで不思議な景色でした。
17:00に新潟に入ります。ここからは絶えず左側に沈み行く陽
を受け刻々と色を変え、日が沈むと鉛のように深く重い色を湛
えた海を見ながら進みます。
糸魚川のヒスイ海岸です。「先は長いぞ」という邪念があるた
めか歩いても歩いてもヒスイ(疑わしい石)をひとつとして見つ
けることができませんでした。
小さな漁港と道端の家々が夕日を浴びてなにか子供の頃に見た
ような色に染まっていたので車を停めて夢中になって写真を撮
りましたが後で見てみると思ったようには移っていませんでした。
能生の道の駅で日没を見ることにしました。
やはり日没は独り取り残されるような気がして寂しくなります。
風の強さと冷たさで車に戻る頃には体が冷え切って頭も痛くな
ってきました。
夜表示になったナビの画面の半分が海になっているのですが
なぜかはわかりませんが少し怖く感じます。
昼食が遅かったのでビスケットを齧りながらひたすら進み
新潟市内を22:00、山形に入り1:00 625kmで鶴岡、そして
鳥海の道の駅に1:40 666kmで一日目の移動を終えたのでした。
あ、ヒスイ海岸と名がついてますが、ヒスイありません…業者の方々が、拾っていかれてるので、海の中に行かないと無理かもしれません。代わりに、薬石ならあったと思います。
piyoは、薬石の方に興味ありです( 〃▽〃)
ほんとに遠かった・・・。