松本市街を抜け安曇野に入ると眠気覚ましに開けていた窓から入る空気が
一段冷え霧も湧いてきて見えるであろう山並みも見えませんでした。聞いた
所によると豊富な湧水や川の為秋によく霧が湧くそうです。
安曇野まで194km,木曽路を休憩せず一気に走り抜け3時間40分で会場に到着
しました。今回は腰の養生も目的にして会場となりにある施設で搬入前に朝風呂
です。こりゃあ、帰る頃にはさらに良くなる予感。
出店者用駐車場から会場までの道に湧水を利用したワサビ田が立ち並んで
いました。地名から広々とした野原を想像していたのですが道路沿いに町が
ありその両側に山並みが走っているのでこじんまりとし、さらに雲って山並みが
掠れているのでどうも町の印象がつかめません。
1日目終了後、山の麓にある温泉に向かいました。露天風呂に入るとずっと見え
なかった山並みが黒々と姿を見せ、灰色に淀んでいた空はピンク色に色付いて
いました。瞬間、カメラ、カメラと思いましたが車の中なので諦め、自分だけで
楽しもうと暗くなるまでお湯に浸かりました。この時点で腰の状態も良くさらに
よくなったと思うのですが油断大敵です。今回は腰と肩にカイロを貼って暖めて
肩の冷えを防ぎ翌日の体調にも万全を期して就寝しました。
朝方3時過ぎ位から屋根を叩く雨音が聞こえてきましたが予報では開催時間前には
止み晴れるとあったので気にかけることなく眠り6時に起床しました。体調ばっちり
と思いきや、おかしい・・・。腰が・・・。なぜだろ?腰が痛いのです・・・。
心なしか頭も重たい。これはいかんと小雨振る中車を動かし会場に向かい朝風呂です。
状態は立って靴下を脱げません。湯に浸かり暖めましたが症状は改善しませんでした。
予報どおり雨は止みましたが風が強く出店準備がままなりません。スタッフの方が
ケーキを焼く場所を私のブース前に変えるのとキャンセルが出て離れ小島になるので
場所を移っては?!と提案されましたが既に棚を組んでいるのと腰痛で気力がなくお断り
するのと同時に2日目の本格的な出店を半ば諦めました。途中小雨が振り出したため
テントを張り什器にシートを掛け午前中ずっとテントを押さえて過ごしました。真正面から
の強烈な風にテントが悲鳴を上げ什器の上棚がめくれ上がり両方を必死で押さえます。
掛けてあった傘が風でポンッと開きさらに裏返ってしまうというマンガのようなことが
おきます。
朝3件残った私のブロックもテントが壊れ2件のみとなってしまいお昼近く晴れ間が見えた
頃には撤退する出店者の方が出て完全に離れ小島となってしまいました。
風は衰えることなくさらに強まり、今までびくともしなかった主什器がみしみしと音を立て
後ろに傾き始めます。上棚、背板を1枚外したところの3時手前で撤収を決めました。
撤収決定時の展示の模様です。
片付けを終え車をとりに駐車場に向かう時の私の心象風景。
あああ・・・。
安曇野を去ろうとする時窓から臨むと山並みはやはり霞んではっきりとは
見えませんでした。車を走らせながら「・・・しかし、しかしだぞ我輩よ。今回は
安曇野の何かを強烈に感じられたのではなかろうか?!」「・・・ふぅーん、そうだ
ろか?!」「そうだ!そうに違いない!いや、そうであってほしい」と自問自答しながら
松本市内に入ると大渋滞。車が動かない。くしゃみをするたびに腰に痛みが。
そういえば昼からくしゃみをするなと頬に触れると熱っぽい。
あああ、大風ばかりか風邪までもか・・・。
我が辞書に「弱り目に祟り目」あれども「濡れ手で粟」なし。涙。
今朝は起きられませんでしたが明日朝こそは茶色い毛玉君に慰めて貰わねば。
初秋の寒さに負けねば良いですな
なになに
伊豆での
ビール3杯
麦酒 三杯
きいろ酒 さんばい
奇跡じゃ~~~!!
外で出店するのに、雨よりも風の方が厄介です(^_^;)
最近の笑市では、場所を移動したので、テントなしでしています。
もちろん、テントを張られる方もみえます。
お天気ばかりは、どうすることもできないですね。
腰、どうぞ、お大事になさってください。無理は禁物ですm(__)m
漢にはなぁ、飲まねばならん時があるのだよ。ぼうや。
piyo さん
我がガラスの腰と心は安曇野の豪風に砕け散りました。
まぁ、負けませんがね・・・涙目。