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今日は13時から長野市街の飲食店(5店)を巡る「信州酒Trap」というイベントが開催されます。
このイベントは松本で開催されていた「城下町ほろ酔い散歩」に触発された須坂の新崎酒店さんが「長野でも」と企画されたものらしく、「城下町ほろ酔い散歩」と同様に5店舗へ各2蔵ずつ(計10蔵)が入られ、各蔵2種類(全体では20種類)のお酒を用意されているというもので、チケットは前売券(1,000円)と若干の当日券(1,500円)となっており、お料理(ワンコイン:500円)は別会計とのことでした。「城下町ほろ酔い散歩」では震災の復興支援という色が強かった一方、「信州酒Trap」では信州の地酒にフォーカスされている点が大きな違いと言えるでしょう。と言うことで、ウチにしては珍しく今日は早起きして、篠ノ井線で長野へと向かいます。

馴染みの日本酒専門店主 Id さんから教えてもらったこのイベントなので、Id さんにお願いして事前に前売り券を押さえておいていただきました。スタートはチケット購入店ということなので、先ずは話を通していただいている酒然「みちのか」さんへ開始時刻の数分前に入店し、参加証やうちわ等をいただきます。

■ 酒然「みちのか」 <高沢酒造「豊賀」 × 伴野酒造「澤の花」>
・「豊賀」(純米吟醸 中取り生)
・「豊賀」(純米 無濾過生原酒)
・「澤の花」(純米吟醸 生酒 Trap限定酒)
・「澤の花 ささら」(超辛口吟醸)
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おつまみは「ハモの唐揚げ&ごぼうの味噌きんぴら」が提供されていたので、これをいただきました。入店時(スタート時点)は余裕がありましたが、一周して2度目の訪問時にはかなりの混みっぷり。ウチはラッキーなタイミングで席を確保できましたが、座れなかった人も多かったのではないでしょうか。

■「ひ魯ひ魯」(ぐるなび・ホットペッパー) <西飯田酒造店「積善」 × 尾澤酒造場「十九」>
・「積善」(純米吟醸 オシロイバナ)
・「積善」(純米 ひまわり)
・「十九 トリフォリオ」(生)
・「十九 フラワー」(生)
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おつまみは「カツオ スモーキング」と「ちらし豆腐」が提供されていたので、「カツオ スモーキング」を選択します。でも、来合わせたお客様の食べておられた「ちらし豆腐」も魅力的だったので、一周して2度目の訪問時にお願いしようと思ったら、既に売り切れ。追加で提供された「カモロース旨酢煮」も品切れなんだそうで、更に代打で登場していた「しめさば」をいただいたのでした。

このお店もお店が狭隘ということもあり、席の確保は難しかったのですが、ウチはタイミング良く2回とも無事に座ることが出来て、ラッキーですよ。
■ 酒音「いいだ」(紹介記事) <井賀屋酒造場「岩清水」 × 長生社(gooタウンページ・長野県酒類販売より・関連ブログ)「信濃鶴」>
・「信濃鶴」(純米 無濾過生原酒)
・「信濃鶴」(特別純米)
・「岩清水」(純米吟醸 中取り無濾過本生)
・「岩清水」(純米 五割麹 無濾過火入れ)
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おつまみは「長野産福味鶏の網焼と地粉の冷しうどん&長野産豚バラと野沢菜の汁物(冷製)」をいただきました。

このお店はカウンターが(靴を脱いで上がる)お店の中でも一番奥に半個室的な形で存在するという面白いレイアウト。そもそも店内がそれほど広くないこともあり、お店の前に簡易テントを張って日本酒ブースとされていました。
ちなみに長生社の専務・岳志さんとはちょうど1年ぶりの再会となりましたが、ちょくちょくブログを拝見しているので、あまり「久々」な気がしませんよ。
■ 酒彩「まんち」(ホットペッパー) <高橋助作酒造店「松尾」 × 松葉屋本店「北信流」>
・「北信流 6.8 Trap」(酒Trap限定酒)
・「北信流」(純米吟醸 金紋錦 16号)
・「松尾 一茶の里 雪中酒」(特別純米生原酒)
・「松尾 荒瀬原」(純米吟醸)
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おつまみは「牛肉と筍のみそ漬」が提供されていたので、これをいただきました。

■「優羽」 <角口酒造店「北光正宗」 × 長野銘醸「聖山」>
・「聖山」(特別純米 生詰 酒Trap限定出荷)
・「聖山」(純米吟醸 生詰)
・「北光正宗」(夏季限定 さわやか吟醸)
・「北光正宗」(大吟醸 金紋錦)
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こちらでは2種類のおつまみが提供されていましたが、見たところコストパフォーマンスがイマイチだったのでオーダーせず。ただ、タイミングの影響もあるのかもしれませんが、もしかしたら店内は一番ゆったりしていたかもしれません。

■ 指定休憩所「Baccara」(ホットペッパー)
日本酒を提供している5店舗の他に、指定休憩所という設定があるのは良いですね。喫煙者にとっては喫煙所(他のお店はすべて禁煙)にもなっていました。全般的におつまみが少なかったので、ここで何か食べられると良かったのですが、残念ながらフードメニューは存在せず、ドリンクメニューは日本酒以外(ビールやカクテル、ハイボール等とソフトドリンク)だったので、「グレープフルーツジュース」でリフレッシュですよ。

長野での日本酒イベントは試飲会系が多いのでしょうか、このイベントでも日本酒を口に含んだ後に吐き捨てる用のバケツが用意されていたのが印象的でした。
松本のイベント「城下町ほろ酔い散歩」(100名限定・着席前提・当日券なし)との比較で言うと、こちらの方が参加人数(チケットは約250枚ほど出された模様)は倍以上だけどチケットは松本の半額以下、各店舗のおつまみも少量・安価(松本は1,000円プレートがメイン)で席数は少なく、松本より回転を早くしようという感じでしょうか。
ちょっと残念だったのは、松本では開始時に店主からの挨拶・イベントの説明や、蔵元さんからの挨拶・お酒の紹介があったのですが、このイベントではそういう流れが無かったことでしょうか。個人的には今まで日本酒店は1軒ぐらいしか知らなかっただけに、一気に4軒もお店を知ることが出来たのは収穫でしたが、せっかくのイベントなのでお店&蔵元のアピールがもっと進めば良いのになぁ、と思ったのでした。
それはともかく、なかなか面白い取り組みだと思うので、今後の継続・発展に期待したいと思います。
トラックバック先:
専務取締役杜氏の純米酒ブログ:「信州酒Trap」(2014-06-10)
関連記事:
城下町ほろ酔い散歩 (第四回) 2013春~福島~(2013-04-07)
城下町ほろ酔い散歩 (第三回) 2012秋~宮城~(2012-10-14)
城下町ほろ酔い散歩 (第二回) 2012春~福島~(2012-04-08)
城下町ほろ酔い散歩2011~福島編~(2011-10-02)
このイベントは松本で開催されていた「城下町ほろ酔い散歩」に触発された須坂の新崎酒店さんが「長野でも」と企画されたものらしく、「城下町ほろ酔い散歩」と同様に5店舗へ各2蔵ずつ(計10蔵)が入られ、各蔵2種類(全体では20種類)のお酒を用意されているというもので、チケットは前売券(1,000円)と若干の当日券(1,500円)となっており、お料理(ワンコイン:500円)は別会計とのことでした。「城下町ほろ酔い散歩」では震災の復興支援という色が強かった一方、「信州酒Trap」では信州の地酒にフォーカスされている点が大きな違いと言えるでしょう。と言うことで、ウチにしては珍しく今日は早起きして、篠ノ井線で長野へと向かいます。

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馴染みの日本酒専門店主 Id さんから教えてもらったこのイベントなので、Id さんにお願いして事前に前売り券を押さえておいていただきました。スタートはチケット購入店ということなので、先ずは話を通していただいている酒然「みちのか」さんへ開始時刻の数分前に入店し、参加証やうちわ等をいただきます。
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■ 酒然「みちのか」 <高沢酒造「豊賀」 × 伴野酒造「澤の花」>
・「豊賀」(純米吟醸 中取り生)
・「豊賀」(純米 無濾過生原酒)
・「澤の花」(純米吟醸 生酒 Trap限定酒)
・「澤の花 ささら」(超辛口吟醸)
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おつまみは「ハモの唐揚げ&ごぼうの味噌きんぴら」が提供されていたので、これをいただきました。入店時(スタート時点)は余裕がありましたが、一周して2度目の訪問時にはかなりの混みっぷり。ウチはラッキーなタイミングで席を確保できましたが、座れなかった人も多かったのではないでしょうか。
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■「ひ魯ひ魯」(ぐるなび・ホットペッパー) <西飯田酒造店「積善」 × 尾澤酒造場「十九」>
・「積善」(純米吟醸 オシロイバナ)
・「積善」(純米 ひまわり)
・「十九 トリフォリオ」(生)
・「十九 フラワー」(生)
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おつまみは「カツオ スモーキング」と「ちらし豆腐」が提供されていたので、「カツオ スモーキング」を選択します。でも、来合わせたお客様の食べておられた「ちらし豆腐」も魅力的だったので、一周して2度目の訪問時にお願いしようと思ったら、既に売り切れ。追加で提供された「カモロース旨酢煮」も品切れなんだそうで、更に代打で登場していた「しめさば」をいただいたのでした。
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このお店もお店が狭隘ということもあり、席の確保は難しかったのですが、ウチはタイミング良く2回とも無事に座ることが出来て、ラッキーですよ。
■ 酒音「いいだ」(紹介記事) <井賀屋酒造場「岩清水」 × 長生社(gooタウンページ・長野県酒類販売より・関連ブログ)「信濃鶴」>
・「信濃鶴」(純米 無濾過生原酒)
・「信濃鶴」(特別純米)
・「岩清水」(純米吟醸 中取り無濾過本生)
・「岩清水」(純米 五割麹 無濾過火入れ)
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おつまみは「長野産福味鶏の網焼と地粉の冷しうどん&長野産豚バラと野沢菜の汁物(冷製)」をいただきました。
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このお店はカウンターが(靴を脱いで上がる)お店の中でも一番奥に半個室的な形で存在するという面白いレイアウト。そもそも店内がそれほど広くないこともあり、お店の前に簡易テントを張って日本酒ブースとされていました。
ちなみに長生社の専務・岳志さんとはちょうど1年ぶりの再会となりましたが、ちょくちょくブログを拝見しているので、あまり「久々」な気がしませんよ。
■ 酒彩「まんち」(ホットペッパー) <高橋助作酒造店「松尾」 × 松葉屋本店「北信流」>
・「北信流 6.8 Trap」(酒Trap限定酒)
・「北信流」(純米吟醸 金紋錦 16号)
・「松尾 一茶の里 雪中酒」(特別純米生原酒)
・「松尾 荒瀬原」(純米吟醸)
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おつまみは「牛肉と筍のみそ漬」が提供されていたので、これをいただきました。
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■「優羽」 <角口酒造店「北光正宗」 × 長野銘醸「聖山」>
・「聖山」(特別純米 生詰 酒Trap限定出荷)
・「聖山」(純米吟醸 生詰)
・「北光正宗」(夏季限定 さわやか吟醸)
・「北光正宗」(大吟醸 金紋錦)
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こちらでは2種類のおつまみが提供されていましたが、見たところコストパフォーマンスがイマイチだったのでオーダーせず。ただ、タイミングの影響もあるのかもしれませんが、もしかしたら店内は一番ゆったりしていたかもしれません。
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■ 指定休憩所「Baccara」(ホットペッパー)
日本酒を提供している5店舗の他に、指定休憩所という設定があるのは良いですね。喫煙者にとっては喫煙所(他のお店はすべて禁煙)にもなっていました。全般的におつまみが少なかったので、ここで何か食べられると良かったのですが、残念ながらフードメニューは存在せず、ドリンクメニューは日本酒以外(ビールやカクテル、ハイボール等とソフトドリンク)だったので、「グレープフルーツジュース」でリフレッシュですよ。
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長野での日本酒イベントは試飲会系が多いのでしょうか、このイベントでも日本酒を口に含んだ後に吐き捨てる用のバケツが用意されていたのが印象的でした。
松本のイベント「城下町ほろ酔い散歩」(100名限定・着席前提・当日券なし)との比較で言うと、こちらの方が参加人数(チケットは約250枚ほど出された模様)は倍以上だけどチケットは松本の半額以下、各店舗のおつまみも少量・安価(松本は1,000円プレートがメイン)で席数は少なく、松本より回転を早くしようという感じでしょうか。
ちょっと残念だったのは、松本では開始時に店主からの挨拶・イベントの説明や、蔵元さんからの挨拶・お酒の紹介があったのですが、このイベントではそういう流れが無かったことでしょうか。個人的には今まで日本酒店は1軒ぐらいしか知らなかっただけに、一気に4軒もお店を知ることが出来たのは収穫でしたが、せっかくのイベントなのでお店&蔵元のアピールがもっと進めば良いのになぁ、と思ったのでした。
それはともかく、なかなか面白い取り組みだと思うので、今後の継続・発展に期待したいと思います。
トラックバック先:
専務取締役杜氏の純米酒ブログ:「信州酒Trap」(2014-06-10)
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