今回は、北方謙三先生の歴史長編小説『水滸伝』を紹介させていただきます。
この『水滸伝』を読み始めたのは、大学に入学してからほどない、2007年5月頃だったと思います。
1年次の授業の履修登録も終わり、友達もできて、部活に入部し、少しずつ大学生活にも馴れてきた頃です。
私は文学部で、専攻の歴史は大好きでした。歴史に関係する本も好きだったのですが、どうも小説はあまり読んだことなくて、そういう意味での体力がからっきしでした。
そのため、本を読む体力をつけようと、長編小説を読んでみようと考えたんです。
大学の帰りに駅チカの本屋さんに立ちよった時、偶々目に飛び込んできたのが、この北方謙三先生の『水滸伝』でした。
あとで知ったのですが、この北方謙三先生はかなり有名な小説家で、どうりで面白いはずだったと合点がいきました。
北方謙三Wikipediaより転載
私が初めて読んだ長編小説が日本の大衆小説の最高峰と評価され、司馬遼太郎賞を受賞って良かったのか悪かったのか・・・。
もう他の方の小説読めませんよ(笑)
この『水滸伝』は、解説本も含めると文庫版で全20巻。約1年かけて読み切りました。
内容は、中世の中国北宋の時代。中国四大奇書の1つ「水滸伝」を、北方先生のオリジナリティーを混ぜつつ完成された歴史小説は、本当に読みごたえあるものでした。
まず登場人物達が生き生きとしています。そして、原作以上にリアリティーがある。
まさに北方先生は、この原作「水滸伝」に、リアリティーと登場人物達に「命」を吹き込み直したことにより、全く新しい「北方水滸伝」が誕生しています。
後にこの『水滸伝』は長編3部作の前編となり、中編の『楊令伝』15巻、後編『岳飛伝』17巻の3部構成になることが発表されました。
もうとんでもないスケールです。「水滸伝」を自分なりにアレンジするどころか、南宋の岳飛(中国を代表する英雄)まで引っ張りだして、中国宋朝の一時代を書ききるとは恐れ入ります。
私は『水滸伝』を読破しただけでお腹一杯になってしまいました。
もしこの先人生で読みたいと思えたら、続編『楊令伝』、『岳飛伝』挑戦してみたいと思います。
拝読したのがもう10年以上前なので、詳細は覚えていませんが、今でも記憶に残っているシーンがあります。
梁山泊最初の指導者の一人、晁蓋が敵の刺客に討たれて絶命する時の言葉が、
「熱い・・・。」
だったと思います。
ぜひ皆様にもオススメさせていただきます✌️ぜひ御一読下さい。
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別件ですが、blogの更新は2月、3月と頑張って月に20回程投稿しましたが、4月からは月10回を目標にしていきたいと思います。
毎日blog更新されてる方凄いと思います。ネタ的にはまだ貯金があるのですが・・・。
blogの更新に熱中しすぎて、本業の「ゲーム道」が少し疎かになってしまいました。
というかほとんどゲームできてないので、PlayStation5も手に入ったことですし、頑張りたいと思います。仕事もね‼️
今年度からは、会社の労働組合のお仕事もさせていただけることになりました‼️
頑張るぞ‼️✌️🐣