令和2年度 長崎県高等学校野球大会
7月28日(火)準々決勝 諫早市第1野球場
第1試合 鹿町工 VS 壱 岐(10:00開始予定)
第2試合 長崎西 VS 波佐見(13:00開始予定)
今大会の、素晴らしい活躍と健闘に壱岐島も盛り上がっています。3年生は最後の公式戦、壱岐高校野球部全員で一日でも長い夏を悔いなく精一杯満喫して下さい。
がんばれ壱岐高校❗
記事引用 ©株式会社長崎新聞社
【3回戦、壱岐-小浜】9回表壱岐無死二、三塁、島村が右前に勝ち越しの適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム
わずか1時間ほどで六回を終えて0-0。息詰まる投手戦が終盤、目まぐるしく動いた。壱岐が九回に鮮やかな集中打を披露して18年ぶりに準々決勝進出。原口監督は「先制された直後に追い付けたのがよかった」とチームの頑張りをたたえた。
七回に1点を奪われたが、直後の八回に山口凌が左前打と二盗で好機をつくると、打席には1番中上。「とにかくピッチャーを助けたかった」と粘り、7球目の直球を右に引っ張って同点打を放った。
この流れを、しっかりと九回につなげた。先頭赤木利が初球を右前に運ぶと、村部、島村、辻村も右翼方向へ長短打。加藤仁や山内も適時打で続くなど、勢いと「一人一人の勝つんだという思い」(島村)が一挙5点の勝ち越しに結び付いた。
3試合連続完投の高田は今大会初の球速表示で140キロ超を記録。「気持ちの入っていない甘い球を相手が見逃さなかった」と七回に初安打を許して先制されたが、9回被安打3、11奪三振と堂々の内容だった。
夏の8強入りは、現3年生の誕生年度の2002年以来。原口監督は「ジュニア世代の指導や保護者の協力が大きい」と島を挙げての野球熱の高さを感じている。次は鹿町工-佐世保工の勝者と対戦。中上は「勝つたびに町中で声を掛けてもらえる。応援してくれている地元の人のためにも、もっと勝ち上がっていきたい」と力を込めた。