これって、もう一般化したんですかね?
ちなみにNHKでは、ゴールデンウィークと同様、
「大型連休」と言う表現をしていますが。
で、そんなシルバーウィーク初日。
今日から上野の東京都美術館で開催の
『モネ展』に行ってきました。
混みそうな予感がしていたので、
例によって会場間もない時刻の到着を目論んで、
10:00a.m.ごろに到着。
・・・orz。
入場待ちの行列が出来ていました。
チケット窓口に行列がないので安心したんですが、
そうでも無かった様です(苦笑)。
とは言っても、15~20分の待ちで入場できました。
鳥獣戯画展を思えばねぇ。
混んでいるので、音声ガイドはどうしようかとも思ったんですが、
“画伯”の田辺誠一さんが音声ガイドを担当しているということなので、
借りる事にしました。
今回の見所はなんといっても、21年ぶりに日本で公開されるという
《印象、日の出》です。
他のところもそこそこ混んでいるんですが、
ここは別の行列の形成が可能なようになっていました。
でも、思ったよりも行列は順調に進み、すぐに見ることが出来ました。
鳥獣戯画展を思えばねぇ(笑)。
そのタイトルの通り、印象的です。こちらに迫ってきます。
ライティングの問題なのかと思ったのですが、
後刻の講演会でその事を質問した人がいて、
その回答としては「多くの人は、紙に印刷した状態で見るが、
実物では紙への印刷で表現しきれない色の具合などが分かるので、
これまでの印象とは異なるように見えたのではないか」
と言う事でした。
でも、本当に光って見えたんですよねぇ。
モネは、もちろん自身が画家なわけですが、
実は絵画の収集家と言う側面もあって、
その収集された作品にシニャックの作品が複数ありました。
シニャックといえば、点描画で有名な画家ですが、
このモネが収集していた作品は、水彩画で、
且つ、点描画ではない普通の絵画。
それはそれで、中々興味深かったですね。
面白かったのが、モネの《ポリーの肖像》と言う作品。
これは、モネが絵を描くために漁村に行った際に
カンバスを運ぶなど、手伝っていたその地の漁師なのですが、
そのドヤ顔の表情がなんともユニーク。
楽しそうで、良いです(^^)v
あとは、晩年のモネの睡蓮連作ですかねぇ。
国立西洋美術館に睡蓮がありますし、他の展覧会でも、
何度か睡蓮の作品は見たことがあるんですが、
赤い睡蓮は初めてみました。
こう言う睡蓮も有るんですね。
また、まるで抽象画のような睡蓮もありました。
これは、オランジュリー美術館の睡蓮の壁画の練習?でも
有るようです。
いやぁ、良かった。
入場待ちに遭いましたが、中は懸念していたほど混んでいませんでした。
って言うか、出てきたら、入場待ちしていなかったし(苦笑)。
あ。
上の写真は、田辺画伯の《かっこいいモネ》です。もちろん。
モネ展のポスターはこちら。

4枚あるんですが、パンフレットpdfは《印象、日の出》と《睡蓮》。
こちらは会場内に張ってあった残り二枚の
《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》と
80歳を超えてから描いた《バラの小道》です。

名称 | マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで http://www.ntv.co.jp/monet/ |
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会期 | 2015年9月19日(土)~12月13日(日) 《印象、日の出》東京展 9月19日(土)~10月18日(日)展示 《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》東京展 10月20日(火)~12月13日(日)展示 《テュイルリー公園》は東京展 展示なし |
会場 | 東京都美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生1300円、高校生800円、65歳以上1000円、中学生以下無料 |
開室時間 | 9:30~17:30(金曜日、10月31日~11月2日は20:00まで) ただし、《印象、日の出》展示期間[9月19日~10月18日]の金曜日・土曜日、並びに9月20日~22日、10月11日は21:00まで ※入室は閉室30分前まで |
休室日 | 月曜日、10月13日(火)、11月24日(火) ただし、9月21日(月)、10月12日(月)、11月2日(月)、11月23日(月)は開室 |
巡回展 | [福岡展]2015年12月22日(火)~2016年2月21日(日) 福岡市美術館 |
[京都展]2016年3月1日(火)~2016年5月8日(日) 京都市美術館 | |
[新潟・長岡展]2016年6月4日(土)~2016年8月21日(日) 新潟県立近代美術館 |