その時は、和風別館を見ることは出来ませんでした。
別コースなんですよねぇ。
そう言う意味では、二度手間になってしまったんですが、
“逃がした魚は大きい”と言う事で、今回、改めて、
和風別館の参観に行ってきました。
って言うか、迎賓館参観は、随時制度変更が有るようで、
最初に申込んだ頃は、確か、本館と和風別館は、
別々に申し込む必要があったと思うんですが、
いまは、和風別館に申し込めば、本館も参観できるように
なっているようです。
さらに、夏休み限定では有るようですが、本館に関しては、
事前申し込み無しで参観できるようになっているようです。
和風別館は、従前どおり、事前申し込み必須。
そう言う事情もあって、前回二ヶ月前に来たときよりも混んでいて、
事前申し込み者は優先されて、そのまま中に貼ることが出来ますが、
当日飛び込みについては、入場規制のようなことになっていました。
まぁ、仕方ないよね。
さて、和風別館を申し込めば本館も参観可能と上記に記しましたが、
本館の参観は、和風別館参観前後に行うことが出来ることになっていて、
つまり、いつ行っても良いと言う事なんですねぇ。
特に、午後の最後の和風別館参観のスロットは、和風別館の参観が
終わると閉館になってしまうので、本館の参観を行ってから、
和風別館に来ることが推奨されています。
さて、前回と同じように、申し込み時間の30分前を目途に、
迎賓館西門へ。
ここで上記に記した、入場規制に遭遇です。
こちらは、事前申し込み済みなので、その規制列を横目に、
西門へとそのまま向かいます。
和風別館参観者は、ある意味優遇されています。
専用の受付が有るし、その専用受付でレジストレーションが終われば、
長いセキュリティチェック待ちの列の横から入れてもらって、
速やかにセキュリティチェックが受けられました。
これいいなぁ~
これで、料金1500円と、500円高いだけですからねぇ。
とは言っても、和風別館参観の枠は非常に少なくて、
一回辺り20名のガイドツアー方式で、
それが一日6スロットくらいあるので、
全部で、120名/日と非常に限られた枠になっています。
料金を支払うと、五七の桐の紋の入ったバッジが渡されます。
(そのバッジの写真を撮るのを忘れちゃったんですよねぇ。)
そのバッジが、和風別館参観者の識別子になっています。
あとは、主庭の奥の集合場所に、予約時間の10分前までに
集合すれば良くて、それまでは自由時間になります。
集合時間までに集合場所に行くと、そこで再度、
参観者の確認があります。
それで最終レジストレーションと言うことですね。
ちなみに、ここで待ってる間、何人かの人が
「(和風別館は)どうやれば見られますか?」
と来ていました。
まぁそうだよね~。折角なんで、見たいよねぇ。
でも、事前申し込みが必須なんですよ。
さて和風別館も、本館同様に内部の撮影は禁止です。
なので、写真は外側ばかりであるのは、あしからず。
和風別館には、本館主庭の奥から、細い小路で繋がっています。
その途中にあるのが、この樹木。
エリザベス2世による記念植樹だそうです。
ちなみに、迎賓館にある記念植樹は、
アメリカのフォード大統領、旧ソ連のゴルバチョフ大統領(以上前回参照)と、
このエリザベス2世のものだけだそうです。
もっとあるのかと思っていましたが、場所などの関係で、
その3つだけなんだそうです。
細い小路を奥に進んでいくと、和風別館の游水亭が見えてきます。
思ったよりも、小さいです。
和風別館にあるのは、47畳敷きの主和室、
カウンター方式の即席料理室、茶室くらい。
その他、当然管理施設があって、宿泊設備もあるようですが、
基本的に行事は本館で行うので、和風別館はこの位の規模なんですね。
もうちょっと近寄っての角度違い
賓客の要望によっては、この池に面した窓を開けて、
鯉に餌やりをする事もあるそうです。
それだからなのか、今も、窓を開けると窓の下に、
鯉が寄ってくるとか来ないとか。
どっちだ!(笑)
この正面奥が、茶室になっています。
入場は、通用口?から。
これは、通用口横で生育されている盆栽。
必要に応じて、中で飾るそうです。
この後、正門へ。
狭いです。小さいです。
普通の(ちょっと豪華な)家の玄関みたいです。
日本の家を意識して作ったんですねぇ。
和風別館の床材にはスレートが使われているんですが、
そのスレートは、東京駅丸の内駅舎の屋根に使われている、
気仙沼産のスレートと同じものだけだそうです。
靴を脱いで、上にあがります。
この時はスリッパを履いたんですが、
賓客が来たときなどは、スリッパは使わず、
靴を脱いだだけの状態なんだそうです。
床暖房があるので、冬でも足が冷たくなることは無いそうです。
主和室ですが、通常はテーブルは畳の下に格納されていて、
47畳の広い畳の部屋となっていますが、
食事会などでテーブルを使うときは、
18人が座れるテーブルが電動式で畳の下から上がって来るそうです。
意外にハイテクです(笑)
カウンター方式の即席料理室ですが、言ってみれば、
寿司屋のカウンター、あるいは天ぷら屋のカウンターです。
親密な雰囲気を出したいときなど、使うようです。
また、カウンターの後ろには、普通のお店と同様、
テーブル席もあるので、随行員とかは、そっちに座ることも
あるのかな。
でも、そう言う所も、なんか寿司屋みたいでした。
茶室ですが、日本人の知る茶室とちょっと違います。
と言うのも、外国の方々は正座とか出来ないので、
お茶を点てる所は、畳敷きになっていますが、
客の方は、ベンチシートのような席になっています。
曰く、能や歌舞伎のイメージの茶室になっているそうで、
お茶を点てる所が舞台で、客の座っている所が、
観客席という見立てなんだそうです。
通用口から、迎賓館本館に繋がる小道方向。
左上の方向が本館方向の小道。
本当に小道です。
これは、小道沿いにあった何かの植物
なんですかね?
あとは、入ってきた所に戻って、和風別館参観終了です。
和風別館を一言で言えば、高級料亭ですね。
見た感じといい、使われ方といい、そう言う印象を受けました。
あとは、主庭を少し冷やかします。
これは前回見逃した、主庭横の樹木に隠れていた滝。
前回は気づきませんでした。
あとは、本館を再見。
壁やカーテンに触るなと言われているのに、
「これ、触ったらあかんのやろか?」と言いながら
カーテンに触っていたおばちゃんがいました。
見つけた係員が、飛んで行っていました。
前回回避した、休憩所を冷やかしてみます。
写真集や解説本が売っていました。
つい買ってしまって、散財です(苦笑)
その休憩所に行く所で見かけた車。
これじゃぁ、公道を走れないよね?
この構内だけで使うということなんでしょうか?
前庭を冷やかします。
前回も出店を出していた赤坂郵便局です。
係員に渡せば風景印を押して、配達してくれるそうですが、
風景印はこう言う感じだそうです。
でも、ここで絵葉書とか売っている様には見えませんでした。
売っていたのは、記念切手シートでした。
絵葉書とか売ればいいのに。
そうすれば、ここで絵葉書を買って投函するのにな。
これは、正門前に有る詰め所?
一体何に使われる設備だったのか?
屋根には尾長鶏??
きちんと尻尾があります。
これは正門脇の警備員BOX
中に内線が装備されていたので、
いまも使えるようです。
これで、赤坂迎賓館コンプリートかな。
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