と言う事で折角なので、昨日(2013/08/15)退社後、
先週土曜日の8/10からBunkamuraザ・ミュージアムで開催の
「レオナール・フジタ展」に行ってみました。
“レオナール・フジタ”って、結構名前は聞くんですが、
彼の作品をそれほどじっくり見たことがなかったので、
勉強がてらということで。
平日退社後に講演会とかには行ったことが有るんですが、
実は、美術館関係に行くのは初めて。
「混んでいたら嫌だなぁ。」と思っていたんですが、杞憂でした。
お盆だからか、あるいは、平日だからか、空いていました。
でも、今日は木曜日なのに21時までの開館と勘違いして、
ちょっと焦りました。
木曜なので、19時までの開館時間です。
レオナール・フジタは、乳白色の画家というイメージが有るんですが、
その乳白色には、ベビーパウダーが関係していたんですね。
ベビーパウダー有り無しの際の比較があったんですが、
確かに、ベビーパウダーがあった方が白がキレイでした。
また、レオナール・フジタって、子供を描いた絵が多いと思うんですが、
戦時中は、戦意高揚のために、戦争画を描いたりしていたんですね。
子供の絵とは、かなりイメージが違います。
今回の見所は、描かれたことは判っていたんですが、
戦争のどさくさで行方不明になっていた《ピアノと娘》の初公開。
これは、乳白色の画家というレオナール・フジタのイメージとは、
ちょっと異なる、あまり乳白色ではない絵でした。
今回は、レオナール・フジタに影響を与えたがかということで、
アンリ・ルソー、アメデオ・モディリアーニ、ジュール・パスキン、
キスリング、シャイム・スーティンの絵画も展示。
その中でも、パスキンやキスリングは、レオナール・フジタを
彷彿とさせる雰囲気で、かなり影響を与えたような感じがしました。
面白かったのは、《小さな職人たち-フランスへの賛歌》で、
確かに、職人の絵が多いんですが、中には、《うわさ好き》とか、
《天才》とか、《囚人》とか、どう考えても“職人”じゃないよね(?)
と言う作品もありました。
あ、《囚人》は、職業的犯罪者ということで、職人という事は
あり得ますが・・・。
あと、同じ《小さな職人たち-フランスへの賛歌》で、
《手品師》と言う作品があるんですが、これが空中浮遊を描いていて、
「今と同じだなぁ」と思わされました。
また、《監視員》では、監視している絵はモナリザでした。
いやぁ、勉強になりました。
名称 | レオナール・フジタ - ポーラ美術館コレクションを中心に http://www.tbs.co.jp/leonardfoujitaten/ |
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会期 | 8月10日(土)~10月14日(月・祝) |
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム |
当日観覧料 | 一般1300円、大学・高校生900円、小・中学生600円 |
開館時間 | 10:00~19:00(但し、金・土は21:00まで) *入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 期間中無休 |