見出し画像

Log Book

三菱一号館美術館 『浮世絵 Floating World 第三期:うつりゆく江戸から東京』

『浮世絵 Floating World』の
第三期が始まったので、行って来ました。

今回の見所は、何と言っても、「スカイツリーが描かれている!?」と
話題になった、歌川国芳の《東都三ッ股の図》ですかねぇ。
井戸掘りのための櫓であるというのが、定説のようですが、
位置も、ちょうどスカイツリーのある辺りということで、
偶然とはいえ、中々凄いです。

あと、五雲亭貞秀の横浜を描いた作品も興味深いです。
野毛とかの今に伝わる地名があったり、象の鼻が描かれていたり。
いまの時代と照らし合わせると、興味を引かれます。
ただ、作品的には、最盛期の浮世絵にあった味わいはなく、
唯の色つき版画と言う感じでしたね。

時代的には、サブタイトルの通り、江戸から東京に移り変わる頃。
一見水彩画のように見えて「え?これが浮世絵?」と思うような
作品があったり、あるいは、これまでは、かなりディフォルメされて
描かれていた背景がメインになって、あたかも風景画のような
浮世絵も出てきたりします。

第一期からあった、この展覧会も最終の第三期。
図らずもコンプリートしてしまいました。

第一期はこちら
第二期はこちら








名称浮世絵 Floating World
<第三期> うつりゆく江戸から東京-ジャーナリスティック、ノスタルジックな視線
http://mimt.jp/ukiyoe/
会期2013年6月22日(土)~9月8日(日)
第一期:6月22日(土)~7月15日(月・祝)
第二期:7月17日(水)~8月11日(日)

第三期:8月13日(火)~9月8日(日)
会場三菱一号館美術館
当日観覧料一般1300円、大学・高校生1000円、小・中学生500円
(リピート割引:本展入場済みのチケット提示で当日券が200円引き)
開館時間木・金・土10:00~20:00
火・水・日・祝10:00~18:00
*入館は閉館の30分前まで
休館日月曜(但し、祝日の場合は翌火曜休館。9月2日は18時まで開館。)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事