Log Book

横浜美術館 『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』

折角横浜に来たので、そごう美術館の後は、
キャパの写真展が行われている横浜美術館にハシゴ。
「どうも最近、キャパに関するTV番組が多いなぁ。」と
思っていたら、そういう事なんですね。

たしか、横浜美術館って、
元々キャパの写真を持っていたと思うんですが、
今回の展覧会のポイントは、キャパだけではなく、
キャパ最愛の人と言われるゲルダ・タローの作品も
展示されること。
女性の戦場写真家って、珍しいですよね~。
しかも彼女の作品の実態は、あまり解明されていなかったそうで、
今回の展覧会は、その彼女の業績をあらためて、
明らかにするものでもあるそうです。
キャパ自身も戦場に散っているんですが、
ゲルダも、戦場に散っています。

実は今回見たかったのは、キャパの《崩れ落ちる兵士》。
最近、これの検証TV番組があったんですが、
①兵士は、死んでいない
②写真は、ゲルダが撮った
と言う検証結果になっていました。
これはあくまでも仮説の一つであり、
まだまだ定説にはなっていませんが、
それでも、ビックリですよねぇ。

その他にも、キャパが命がけで撮った、
ノルマンディー上陸作戦のオマハ・ビーチの
写真であるとか、見たことの有る写真があって、
中々興味深かったです。

キャパとゲルダの作品を見た後は、
横浜美術館のコレクション展も見学。
ここでは、沢田教一の作品が展示されていました。
沢田教一と言えば、ベトナム戦争での
《安全への逃避》が有名ですよね。
もちろん、その作品も展示されていました。

いやぁ、中々、興味深かったです。








名称ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2012/capataro/
会期2013年1月26日(土)~3月24日(日)
会場横浜美術館
当日観覧料一般1100円、大学生・高校生700円、中学生400円、小学生以下無料
開館時間午前10時~午後6時
※入館は閉館の30分前まで
休館日木曜日(ただし1月31日は開館)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事