金曜日は、21時まで開館しているので、
会社が引けた後、
上野の東京国立博物館で行われている
『茶の湯展』に行って来ました。
良い感じに遅い時刻の到着。
帰るために駅に向かう人と逆方向に歩いていきます。
ですが、会場の東京国立博物館に到着してみると、
意外に、これから入場しようとする人も。
夜間開館は、定着しつつある模様です。
何といっても、最近何かと話題になった、
“本物の”曜変天目茶碗が展示されているので、
混んでいるかと思ったのですが、
そうでもなかったので、音声ガイドもレンタル。
こちらも最近何かと話題になる、
落語家の春風亭昇太さんがガイドですからねぇ。
展覧会の名称は『茶の湯』ですが、
茶碗の展示だけではなく、お茶に関係する、
掛け軸や、茶道具なども展示されていました。
この辺りは、東京国立近代美術館で行われている、
『茶碗の中の宇宙』とは違うところですね。
ちなみに、東京国立博物館の『茶の湯』と、
東京国立近代美術館の『茶碗の中の宇宙』は、
今回コラボしていて、相互の会場間を結ぶ、
無料シャトルバスが運行されたり、
チケットの割引などがあるようです。
さて、見どころですが、上記にも記しましたが、
何といっても国宝の曜変天目茶碗ですよ。
期間限定で、5/7までの展示ですからね。
だから、金曜日のナイトミュージアムに来たとも言います。
良いですねぇ。
近代美術館の展覧会では無いですが、
茶碗の中に宇宙が見えました(笑)
それと、曜変天目茶碗にも並ぶ銘品、
油滴天目茶碗も良い。
この油滴天目茶碗は、重要文化財に指定されているものと、
そうでは無いものと、二つあったんですが、
どちらも見事でした。
って言うか、何が違うんだという感じです。
珍しかったのが、『茶碗の中の宇宙』のテーマでもある、
楽焼の黒楽茶碗 銘 ムキ栗と言うのが、
中々面白かったです。
上側は四角になっていて、裾は円形と言う形状。
安土桃山時代のものなんだそうですが、
よくその時代で作りましたねぇ。
驚いたのは、白天目と呼ばれる、白い天目茶碗。
中々きれいな白色で、良かったです。
知らなかったけど、良いもの見ました。
会場内、基本的には撮影禁止なんですが、
会場内に、茶道の流派である薮内流の茶室、
燕庵(えんなん)の再現模型が作られていて、
そこだけは撮影可でした。
こちらは外観。
入り口からの内部。
別角度から、入り口方向。
また別角度から、床の間方向。
右側が入り口、左側には相伴席。
曜変天目茶碗が見たければ、5/7までにどうぞ。
名称 | 茶の湯 http://chanoyu2017.jp/ |
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会期 | 2017年1月17日(火) ~3月12日(日) |
会場 | 東京国立博物館 平成館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料 着物で来場で、で当日料金から100円割引 |
開館時間 | 9:30~17:00 (ただし、会期中の金曜・土曜は21:00まで、日曜は18:00まで開館 ゴールデンウィーク期間中の4月30日(日)、5月3日(水・祝)~5月7日(日)は21:00まで開館) |
休館日 | 月曜日(ただし5月1日(月)は開館) |