今日は、ブリヂストン美術館にコレクション展示を見に行きました。
コレクション展示といっても、単に展示されているわけではなく、
あるテーマに則って展示されています。
今回のテーマは、「くらべてわかる」。
同じ画家、あるいは同じ時代の画家の作品を比べてみて、
画家たちの特徴を見てみようという企画です。
同じ画家の作品を比べてみるといえば、モネの睡蓮連作じゃないでしょうか。
《睡蓮》(1903年)と《睡蓮の池》(1907年)が比較されていました。
前者の睡蓮は睡蓮そのものに主眼をおいて描いているのに対し、
後者は睡蓮の浮かんでいる池の光の主眼をおいて描かれている
と言う興味深い解説がありました。なるほどね。
あと、シャニックの《コンカルノー港》(1925年)と
《ラ・ロシェル》が比較されていました。
前者は油彩画、後者は水彩画なんですが、油彩画と水彩画というだけで、
同じ画家の作品なのに、全然違う描かれ方というのも面白かったですね。
海外有名美術館の特別展とは違い、ゆったりと見ることが出来るのも良かったです。
名称 | コレクション展示 くらべてわかる 印象派誕生から20世紀美術まで |
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会期 | 2011年9月14日(水)~10月18日(火) |
会場 | ブリヂストン美術館 |
当日観覧料 | 一般800円、65歳以上600円、大学生・高校生500円、中学生以下無料 |
開館時間 | 午前10時~午後6時 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日) |